「あー」「また、必ず会おう」と誰もが言った。 くりくみさんの映画レビュー(感想・評価)
パンダパンくんさんのコメント
2014年1月11日
原作どおりを期待されてご覧になると、せっかくの映画「またかな」の良さが届かないと思います。
映画評論家の方の評価が高いことからも、映画作品としては魅力あるはずです。
映画になることは、別作品になることです。
喜多川泰原作の古厩智之監督作品なのです。
原作の持つ出会いを通して人の繋がりや親子愛など、共通の大切なテーマが見事に描かれています。
原作の喜多川泰さんも、同様のコメントをされています。
“原作に忠実”は、テレビドラマなどにお譲りし、映画では人の心をテーマに感じながら、佐野岳演じる“和也”になり映像の中に入り込んでご鑑賞くださればと思います。
原作なしでは、決して生まれなかった映画作品として、成功しているものだと思います。