チビッコの大脱走

劇場公開日:

解説

新鋭ジム・オコナリーが脚本。監督を担当した少年冒険物語。撮影はデイヴィッド・ホームズ、音楽はマルコム・ロックヤーが担当した。出演はキム・スミス、カール・ゴンザレスほか。製作はフレディー・ロバートスン。

1964年製作/イギリス
原題:The Little Ones
配給:コロムビア
劇場公開日:1965年6月25日

ストーリー

テッド(キム・スミス)とジャッキー(カール・ゴンザレス)の二人の少年は親友だった。口やかましいばかりで、子供の心を少しも理解しないテッドの母。一方、ジャッキーはジャマイカ出身で、いつも父から聞いている故郷のことをテッドに話すのだった。いつしか二人の少年は海を渡って、ジャマイカに行く日を夢みるようになった。ある日二人は、リバプール行きのトラックにしのび込んだ。リバプールから船に乗ろう。そして二人は、ジャマイカへ行く相談したのだ。翌朝リバプールについたものの、二人は空腹のあまり高級車の中からスーツケースを盗み、トランジスタ・ラジオとネクタイを自分たちのものにし、残りの品を持って質屋に行った。盗難届けが出され警察が動き出した。そうとは知らぬ二人は港に行き船を眺めているのだった。翌日二人が公園で、他の子供たちとラジオの音楽に合せて踊っている時警官が現われ保護された。警察では理解ある少年保護官が彼らに味方し、二人は無事家に帰されることになった。小さな冒険は終った。彼らはテッドの母親に会うために同行する少年保護官につれられて出発した。途中、港に寄った。目の前をジャマイカ行きの船が動いていく。子供たちは、なぜかとてもおかしくて笑いが止まらなかった。

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