インターステラーのレビュー・感想・評価
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ひさびさの本格SF映画
クラークの宇宙の旅三部作をごちゃまぜにして、星野之宣の2001夜物語とミックスしたような映画です。モノリス型の、ロボットもなかなか、リアル。あのロボット考えたのは偉い。23年分のビデオレターは泣かせる。息子が成長して高校を卒業したと伝える場面は観客の涙を誘う
3時間の長さが気にならない面白さ
最初の車で進む部分からワクワクするのは音楽のせいなのか?食糧難と天変地異で他の宇宙に移住しなければならない時代。娘を愛しながらも旅だった主人公は仲間とロボットと苦労しながら移住の地を探す。でも結局見つけたのは5次元の世界で娘の近くにいながら交信の手段は以外にもモールス信号で初めの段階とリンクしていて、必死に娘と連絡して未来の世界を救う。それを成し遂げるのは娘だが家族の愛がなければ感じなかったでしょう。
面白い‼︎
長いけど見応えアリ!
3時間近くある映画で、物語が進むと共に引き込まれた!導入部分でしっかり背景と親子の人間関係を描くので、最初は少しスローテンポ。
五次元世界に行っちゃった時はどうなるのかとワクワクさせられた。ここで一気に物語の謎が紐解かれていく。
キリスト教を背景にした世界観で宗教色も感じられるが、しっかり科学に裏打ちされたストーリー。
科学は「神が創った完璧に調和の取れた世界の真理を紐解き、神に近づく」ことが出発点とされる。物語中に出てくる「彼ら」は神の隠喩と取れる。複数形なのはキリスト教のみに偏らない為かな?
何にせよ、もう一度観たくなる映画。長いけどね。
映画館の時間の流れは速い
小説で読みたい
構想の壮大さ、科学考証の正確さ、ストーリーの面白さは間違いない。マーフィーの名前に隠された伏線がいかしてる。
ノーランらしい、凝ったストーリーと、センスがある重厚な雰囲気も良い。
しかし、どんなに面白いストーリーも、映像にするには限界を感じるところもある。5次元空間は、我々の感覚を超越しているので、本来は映像にできないものを無理やりした感じ。もし小説があれば、すごく面白い描写になったんではないかなと思う。
また、5次元空間からなぜ4次元空間に干渉できたのか、という理由としての、重力の特別な物理的性質についてもう少し説明があれば、都合が良すぎる感がやわらいだと思うけど、やっぱりこれも小説向きの設定のように思う。
ワームホールやブラックホールの描写が科学的に正確だ、というのも、知らなければそのすごさがわからない。どうしても小説の描写向けだ。
ストーリーの矛盾のように思えるところがちょっと気になる。
全てのはじまりはNASAの座標を教えた何者かがいたことにはじまるのだから、主人公はマーフに何も教えなければよかったのでは?(もしかしたら、だから主人公が錯乱しているかのような描写だった?)
あと、時計の秒針の操作は、時計を部屋から持ち出しても可能なのか?
充分並の映画より面白いとしても、インセプションを超える面白さではないと思った。オチはありがちな印象を持った。
展開が早すぎるようにも思ったので、もっと長い時間をかけて、じっくりみたい、とも思った。しかし現時点ですでに3時間なので、長すぎてしまうか…。つくづく小説向けだと思う。
大団円で気持ちの良い映画
宇宙が好きで、大風呂敷をすべて回収して、湿っぽくせずに、気持ちよく見たい人にオススメな映画です。
毛色は違うけど、マンガの「うしおととら」の藤田和日郎先生が描くストーリーの様で、大好きです。
確かに、人類滅亡型のSFは、人の性を宇宙全体からすればガンのような扱いをし、高次の存在から叩かれる顛末にする終末思想的なパターンも分かるので、
滅ぼした地球を放っておいて移住するのは、どうなんだろうとも思うものの、
この映画はそういう事ではなく、
先人の諦めを子供のように(利己的かもしれないけれど)前向きに進もうとし、悔いなく生きようとするドラマが、気にいっています。
あまり、この様な思いが伝わりにくく、説明できないかもしれませんが、好きな映画を問われたら、この作品を絶対入れようと思いました。
宇宙SF娯楽映画の王道
魅力的なガジェット、耳をくすぐる難解そうな専門的用語、そして宇宙ならではの壮大なスケールのストーリー…これはまさに宇宙を舞台にしたSF娯楽映画の王道と言える一本でしょう。
自分が最初にこの映画の予告を見た時、ある程度のストーリーの予測はしていました。
ワームホールを使った旅行、そして重力が関係しているらしいということから、おそらく地球の家族と探検クルーたちは異なるスピードで生きることになるだろう…
そしておそらく、家族ともし再会するならばその時は家族はそれなりの年齡、場合によっては自分よりも老いた姿になっているだろう…
そんな予測をしました。
予測は確かにそれなりに当たっていました。ただ、そこに至るまでのプロセスという部分では、自分の予測を遥かに上回っていました。やはりノーランという男は只者ではないと打ちのめされてしまいました。
しかし、難解すぎるということは決してありませんでした。むしろノーランの過去作からすれば、伏線の回収のくだりはかなり親切な設計だと思いました。伏線となった場面をしっかりリフレインして見せてくれますし。メメントみたいに最低2回はみないと絶対わからないというタイプのものではなかったと思います。
ノーランといえば、社会的テーマを裏テーマとして上手に織り込むことのできる監督でもあります。「ダークナイト」で、テロとの闘いに疲弊し自信を喪失したアメリカの姿を暗に描いたのがその代表だと思いますが、今作にそのようなテーマがあったかどうか?
残念ながら、今のところ自分にはまだ理解できていません。「もしかしたら、今の映画産業の状況を嘆いているのかな?」と思わせるような部分はありましたが、確信はありません。
ただ今回は、そういった裏テーマを探すより、素直に娯楽作品として楽しむのが吉なような気がします。
本作で少し残念だと思ったのは、個人的にはそれほど感動はなかったという点です。
ストーリーがストーリーなので、どうしてもボリューミーになってしまい、全体的に足早に話を進めないとただでさえ長い上映時間が更に長くなってしまうので仕方ないと思うのですが、
やはり人物の描き方というのはまだまだドライで、十分感情移入させるものではなかったかなあと思いました。
やはり「長くても3時間以内」という枠にこれほどのものを詰め込むのは限界があったかなと思います。3時間越えるとそれはそれで観るほうがキツくなりますし、監督してはかなり配分に悩んだことと思います。
あとはストーリーの都合上、どうしても説明くさいセリフやシーンが多くなってしまうのはしょうがないですかね。「ワームホールってこんなものなんだよ~」とご丁寧にイラストまで描いてくれたり。
まあでも昔のSF娯楽映画ってそのあたり割と正々堂々と"説明"してたしそれもいいかなーとも思います。そこに時間かけすぎてもしょうがないし。
何はともあれ、満足度の高い1本でした。
自分はIMAXで見たのですが、映像面はもちろんのこと、音響面でも抜群にすばらしかったです。是非IMAXでの鑑賞をおすすめしたいと思います。
愛は地球を救う
親子愛
迫力ありました!
ジョディ・フォスター主演の『コンタクト』を思い出した
今年3本の指に入るSF‼︎
169分という永遠
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