「ノーラン印、久々の当たり映画!」インターステラー showさんの映画レビュー(感想・評価)
ノーラン印、久々の当たり映画!
毎度毎度、当たり外れの激しい大博打監督クリストファー・ノーランの最新作。
導入部分で違和感を感じて、果たしてどうだろうか、と内心ヒヤヒヤしながら観てましたが、
中盤以降の想像の先を行く展開の数々にすっかりはまってしまいました。
こーゆー映画、無条件に大好きです!
五次元を視覚で認識できるあのシーンだけで、観る価値ありだと思います。
また、本作は約3時間もあるんですが、正直2時間で収まる話です。
でも、省略できると思うシーンの数々も、クライマックスから逆算するとやっぱり必要だったり、
鑑賞後のとてつもない疲労感も、あの無駄なシークエンスがあったからこんだけダメージを受けてる訳で、
その辺に監督の計算高さを伺えます。
ただ、この監督の悪い癖ですが、重低音響かせてゆっくりカメラを動かせば、なんとなく品格のある映画のように見える、と思いこんでる節があって、
あまりにも安直すぎる!っと指摘したいです。
とにもかくにも、あの緊張感はテレビサイズじゃ拍子抜けしてしまうので、映画館で観るべき映画です。
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