「アン・ハサウェイがいい!そしてマーフも」インターステラー SHさんの映画レビュー(感想・評価)
アン・ハサウェイがいい!そしてマーフも
ウルウルしながら演技をするアン・ハサウェイって、ステキです。もう一度見る機会があったら、今度は彼女を中心に見よう。初見では内容を把握するのに一生懸命で、彼女を追い切れませんでした。彼女のあの何ともいえない表情に気が付いたとき、なかなかいい映画だなーと感じたので、今度見るときはぜひアン・ハサウェイをと思っている次第です。
そして二度目見ました。確かに、アンさん最高でしたけど、今度はジェシカ・チャステインが気になっちゃいました。それは「ミス・スローン」が印象的であったから。
マーフがこの作品のキーであることは、最初から感じられる作品であり、マッケンジー・フォイとジェシカとエレン・バースティンが見事なまでにその存在感を示すような演技っぷりで、涙が溢れんばかりです。
内容は、見れば見るほどに分からなくなるような気がしましたが、時間のからくりが何とも言えずそそられます。本当にそういう具合になるのかどうかはさておき、ファンタジーにリアルな気持ちでどっぷりつかれるようなSFです。
IMAXで久々の観賞。画像と音響が凄まじかったです。UHDなど4Kごときで満足できる作品ではありません。色彩とか音響の真の演出は、最低でも自らの体を超えるようなIMAXシアターで観賞しなければ、しっかりと認知できないのだと、今更ながらに納得。
今でも史上最高の画質といえるこの作品、複雑でありながらも分かりやすい筋とか物語の面白さを鑑みて、これを超えるものは今のところ皆無とすら思ってしまいます、ちゃんとどでかいIMAXシアターで観賞すればの話ですけど─。
内容が分かった上で見ると、また違った見方になって、かなり序盤からもう涙涙だったりします。
どうしても色んなSFを思い浮かべてしまう作品ですが、別に影響とか受けて似たりするのは至極当然だし決して悪いことではないのですが、色々と勘ぐったりして─まぁ観賞する者の問題でしかないのですが─不要な夢想がかなり邪魔だったりして・・・なるべく無心で見たい作品で、その点、デカい画面で見ることによって、最高品質の絵絵や音に集中できるので、これこそまさにIMAXで!と─決してどこぞの回し者などではありません。凡庸な映画ファンの純朴?な気持ちです。
新作を戦争映画なんかにするんだったら、そんなのやめてインターステラーIMAX(リマスターなんかも加えたりしてもらって・・・)リバイバル上映でいいわー