「3時間の長さを感じないほど、のめり込んだ。」インターステラー 1799さんの映画レビュー(感想・評価)
3時間の長さを感じないほど、のめり込んだ。
久々に映画館で嗚咽するほど、号泣しました。
監督のことは、名前はよく挙がるので知っていました。初めて作品を見て、評価される理由がわかった気がします。
文系の人間には難しい理論も多々ありましたが、そういう細かいところは無視して、主人公家族の行方を見守ることに徹しました。
上映時間は3時間。そんな時間さえも感じないほど、さくさく展開して物語は進みます。のめり込んでしまえば、本当にあっという間でした。
そして、そんな中に散りばめられた数々の伏線。
それがすべてつながったときの、何とも言えない感動は、きっと初見のときしか味わえないでしょう。
それでも、もう一度見たくなる魅力があります。
アルマゲドンのパクリだとか、ありきたりなSF家族物語だとか言う人もいるかもしれません。
確かに、全く読めない展開ではないです。
しかし、そこを裏切ることをできるのが、この監督の手腕でしょう。
音響の効果が非常にリアルで、自分がその映画の中の空間にいるような錯覚さえ起こします。
DVDではなく、映画館の大きなスクリーンで立派な音響設備で見てこそ、この映画の価値はあると言っても過言ではないでしょう。
心を揺さぶられた作品のひとつです。
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