「公、私欲、愛。」インターステラー Noriさんの映画レビュー(感想・評価)
公、私欲、愛。
人類存亡の危機を脱するため新たな地を他の星に求める、という壮大な物語。
その大きな枠組みの中に、公、私欲、愛について丁寧に織り込まれており、観客を捉えて離さない。
中でも、私欲について曖昧にせず、それぞれの個の葛藤を映像に叩きつけているあたりが、とても印象的でした。
人は多かれ少なかれ、我欲を抱え、それを追求して生きていると私は思う。この欲を無視して、公共を語っても絵空事だよな、どう取り込んでよりよい方向に向かっていくかなんだな、と'14.12.14の衆議院選挙を前に思いました。
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