劇場公開日 2024年11月22日

「映画を感じさせる作品」インターステラー 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5映画を感じさせる作品

2014年12月8日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

今作は「おもしろい」「楽しい」というよりも「映画」というのを感じさせてくれた作品と言った方が良い。

とにかくストーリーが壮大。

予告編以上のことが起こるし、後半はもう訳の分からない世界へ到達します。

さらにドラマ性は予告編以上に心苦しく、感動ができる。

まさかビデオレターがあそこまで心痛いものとは思ってもみなかった。

ただ、粗い部分は正直あります。

説明過多な科学的なセリフは見終わるとそんな難しいことではないのだけど、説明しすぎていたし、ちょっとダレた部分だった。

ラストらへんも個人的には見えないドラマを感じさせられたから良いけど強引さはあります。

ご都合主義も否めない。

とにかくこの力技で見せる作りを許せるかどうかで賛否両論別れてくる。

だけど、テレビで充分、DVDで充分とよく言われるが、オススメはし難いけど気になってるなら劇場とは言える作品。

『タイタニック』が劇場で見ると良さがわかるように、これも劇場でないと良さは分からない。

なので、今作は高評価も低評価も見てそれでも見たいと思った人は絶対にオススメな作品。

後半のある方の登場とクライマックスの訳分からない世界は見所です。

あとマシューマコノヒーの演技も見所。

それにしても、やっぱりラストがしっかりある映画って良いですね。

作品に向き合うゆき平