「"温かみ"と"寂しさ"が残った」インターステラー 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
"温かみ"と"寂しさ"が残った
3時間の上映時間で宇宙が舞台のSFなのに、見終わった後は"温かみ"と終わってほしくない"寂しさ"が残った。特にSF見終わって寂しさ感じたの、大友克洋さんの『AKIRA』以来。
そう感じさせてくれたのはノーラン監督は勿論だけど、マシュー・マコノヒーが大きかった。まだ『ダラス・バイヤーズクラブ』を見れてない自分ですが(『リンカーン弁護士』は鑑賞しました)、今回の作品で演じたクーパーの存在はかなり重要なポイントでしたね。娘との約束を果たしたい父親、困難に悩むチームの一員、エンジニアとしての冷静な視点、色んな感情が詰まった役を声高な演技を余分に入れず、静かで自然な姿で見せてて何と言うかもう良かった。しかもクーパーの存在が作品の案内も担ってるから、欠けたらいけない存在だった(例えるなら『インセプション』のアリアドネですね)。本当に凄いよノーラン兄弟は。
他にも伝えたいことがあるんですが、この映画上手く言えないんですよね。とにかく言えるのはまた見たいってことです!見てない方は一度是非!
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