「かなりグロいがテーマは重要。人間の在り方を問う意欲作。」インターステラー 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
かなりグロいがテーマは重要。人間の在り方を問う意欲作。
【賛否両論チェック】
賛:物理的な距離や果てしない時間を超越して、家族を愛し続ける父親の悲壮な想いが、胸を熱くする。壮大なスケールで描かれる世界観にも圧倒される。
否:如何せん上映時間が長く、内容も難しい理論が沢山出てくるので、観ていて疲れる。理屈が納得出来ないことも多そう。宇宙のシーンは酔いやすいかも。
相対性理論とか量子論とか、難しい話が沢山出てくるので、理屈で理解しようとすると、我々一般人には結構無理がありそうです(笑)。展開も、一歩間違えればあり得ないファンタジーとして片づけられてしまいそうなくらい、結構際どい理論が展開されます。逆に言うと、それくらい壮大なスケールで、壮大な宇宙の物語が描かれているので、感動もひとしおです。〝愛”を科学的に説明しようとするシーンは、思わず考えさせられてしまいます。
距離も時間も遠く離れていても、それでもなお家族のことを想い続ける主人公の姿は、観ていて涙を誘います。〝人類の存続”という、命を賭けた重いミッションを果たそうとする彼らのそれぞれの決断が、物語をより際立たせています。
上映時間もかなり長めなので、じっくりと物語の世界に浸りたい方に、是非オススメです。
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作品に向き合うゆき平さんのコメント
2014年12月1日
失礼します。要件はと言いますとレビュータイトルがあなた様が書いた『寄生獣』と同じになってますよ(^o^)なんとなく気になったのでコメントさせていただきました。失礼しますm(_ _)m