「最期までやりきってくれた満足。」インターステラー ゆうきさんの映画レビュー(感想・評価)
最期までやりきってくれた満足。
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宇宙の話…と言えば記憶に新しい【ゼログラビティ】
その辺に類似しているのかと思いきや内容は全然違う。
前半、宇宙に行くまでは家族愛がベタベタしていたし
話の持って行き方も強引で、正直これ無理かもと挫折しかけ。
しかし宇宙に行ってからの展開の早さに驚き。話の内容はどんどん複雑に曲がり広がっていく。ちょっとちょっと~ここまで話を広げてどうやっておさめるの?妙な汗が出てきてハラハラしてしまう(笑)
実は放映時間が169分と知らなかった私は、この内容を最後までキチンと完結してくれるのか不安で不安で(笑)
しかし期待を裏切ることなく、素晴らしい壮大な世界観で閉めてくれた。
たしかに突っ込みどころは満載。
家族愛や、五次元の世界。科学で証明できない世界。
その創造性を膨らませれば、何でもあり!になっている部分もあり、なんだよ、それ。そう思う人もいるかもしれない。
それでもSFなんだから壮大なスケールで楽しませてもらいたい。そう思うならば、この世界観のオリジナリティは【SFの中でも脅威のレベル】ではないだろうか。
前半以外は時間が長いとは感じなかった。逆に映画料金分以上の満足感を得られた。
個人的に好きなシーン。
マットデイモンが汚れ役をしていたけれど、とても悲しいをセリフを言っていた。もし自分が彼なら…同じことをしたか。。。わからないもんね。
科学者の傲慢さ、人間の極限の可能性、宇宙の無限の可能性をうまく絡み合わせた内容だったと思う。
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