「一つだけ納得できませんでした。」インターステラー Newmanさんの映画レビュー(感想・評価)
一つだけ納得できませんでした。
宇宙に出発する主人公に最愛の娘が泣いて頼みます。何者かが「STAY」とモールス信号やらいろんな方法で知らせて来るから、どうしても行くのをやめてと。
話は進んでエンディング近くで「STAY」と娘に送ったのは主人公本人だと分かります。
宇宙では、たいへんな目に遭うのですが、主人公は生き残り、地球を救います。その主人公が娘に「STAY(とどまれ)」と信号を送った意味が分かりません。
それが分からなくても、専門用語がたくさん出てきても十分楽しめる映画でした。でも知りたいのです。分かる方教えて下さい。
ステイの時点ではBプランのみが存続、娘達を救えなかった事への後悔。ならばせめて終末の時まで家族で暮らしたいと願ったのではないでしょうか。しかしこの後、人類を救う情報を娘がキャッチする為にはステイを含めた伏線が必要。よって過去を改変する事なく物語は進むわけです(そんなこと考える余裕も無かったでしょうが)
STAYを送った時点では、主人公は5次元空間にいることを利用して、この際過去を変えちゃえばいいと思ってましたよね。でも、上手くいかなかった。そして、次の瞬間気付きましたよね、「ああ、変えるのは過去じゃないんだ!」と。そして、現時点と思われる娘に今度はブラックホールの観測データを五次元空間から送ることにしました。
それによって、未来が変わり人類は重力を制御できるようになって宇宙コロニーに取り敢えずは無事移住できました。
その時点と場所へ主人公はワームホールから送り届けられ、娘を看取ると新たな惑星への本格的な移住のために、主人公はまた旅立つのでした。という事だったと思います。ちがうかな?