「私史上最高の映画」インターステラー 伊織さんの映画レビュー(感想・評価)
私史上最高の映画
とにかく素晴らしい映画です。大好きな「インセプション」を超えて、私史上1番の映画になりました。ノーラン監督ありがとうございます。笑
地球の寿命が尽き、子どもたちの代で人類は滅亡する。新たに移住する星を探索するためクーパーは娘を地球に残して、何年かかるか分からない宇宙の旅に出る。
表面的なことを言えば、
まず映像が本当に綺麗です。
初めの広大な畑のシーンも、
様々な星の映像も作り物感がない。
同監督の「インセプション」を彷彿とさせるシーンもありました。
そして音楽がめちゃくちゃ素敵です。
無限に広がる宇宙の美しさと危うさを
どちらも感じさせます。
サントラ買いました。笑
ストーリーも専門用語が多かったですが、
文系の私でもだいたいは理解できます。
SF好きや宇宙好きにはきっとたまらないんだろうなぁ。
人類滅亡というSF要素を取り入れながらも根幹にあるのは父娘の愛。中盤から泣きっぱなしでした。
「愛の力」とか「父娘の絆」とかいう月並みな表現を使ってしまうと「あーよくある感動モノね」って思われてしまうのでしょうが…。
ストーリーのクライマックスで明らかになるのが、互いを信じ合えるからこそ出来ることがある、ということ。その「出来ること」というのが壮大な話に見合うとんでもないスケール。
その「できること」に気づいた時、一般人のレベルに到底当てはまらないようなスケールの話のはずなのに、自分のことのように感動してしまう。
それは、根底にあるのが誰でも持ってる「愛」だからである。と思い至ります。
3時間弱と長いですが、美しい映像と高いストーリー性であっという間に過ぎます。
私は3回見に行きました。(笑)
本当におすすめです。ぜひ、映画館で。