「今そこにある 愛と破滅と希望の未来」インターステラー manamboさんの映画レビュー(感想・評価)
今そこにある 愛と破滅と希望の未来
極上のサイエンス・フィクション。映像も音響も息を呑むほどで、2時間40分を短く感じた。愛、科学、倫理を織り込んだ緻密でスリリングなストーリーとシナリオ、特にストーリーの軸になる科学のレベルが現在の少し先で充分想定できそうな範囲で展開されるので、リアルに知的好奇心を刺激する。
それにしても、人類が破滅を避けうる唯一の可能な未来として、地球を捨てることを描くノーランの危機感にこそ、今のリアリティを感じる。
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