「久しぶりに映画を見て震えた!」インターステラー Rukaさんの映画レビュー(感想・評価)
久しぶりに映画を見て震えた!
素晴らしい。本当にこのひとこと。
SF超大作ということで、その名の通り自然科学、環境問題などのこれからをリアルに映像化していた。しかし根底にあるメインメッセージは「人間には“愛”という素晴らしい力があり、その力の可能性は無限大だ」というオーソドックスなものだったように感じた。それに、素晴らしい映像技術と実感に宇宙空間に自分がいるかのような演出技術、そしてアカデミー俳優たちの迫真に迫る圧巻の演技が加わり、現代のSFとオーソドックスな“愛”というテーマをうまく融合し、今までにないSF映画に仕上がっていると思った。要所要所にユーモアも折り込まれ、監督のセンスを感じた。インセプションに引き続き、ノーラン監督は「時空、時間」といった題材を扱うのがうまいとも感じた。ストーリー、映像、演出、演技、どこをとっても本当に素晴らしい。映画館でみていた観客全員が3時間という長さを感じることなく最後まで映画に食い入ってしまったことは言うまでもないだろう。後世に伝えたい作品がまたひとつ誕生した。
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