「驚異的な映像、想像力」インターステラー tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
驚異的な映像、想像力
2001年宇宙の旅のダイナミックな宇宙の描写の興奮を思い出させられる。
本作の宇宙における描写は、不自然に美しい構図ではなく、
宇宙船船体に取り付けられたカメラで撮られたように演出されている。
これは臨場感を生み出すのに素晴らしい効果を生み出している。
光の効果も、音の演出も2001年宇宙の旅同様に、
影の部分は漆黒、音がしても聞こえない、などリアリティが追求されている
また、主人公が冒険する星星の造形、設定が素晴らしい
誰もが一度は想像する宇宙のある場所も出てくる
そして想像を超える
大スクリーンで視聴することをおすすめする
ストーリーはシンプルで混乱することがない
宇宙旅行というテーマでのアイディアがふんだんに盛り込まれており、
家族の愛という映画における普遍的テーマでうまくまとめてある。
音楽は仰々しいものではなく映像に寄り添うように、
盛り上がるところではしっかりと盛り上げてくれる
ロボットの造形は登場時に少々レトロすぎる気がしたが、
ダイナミックな動作をし、
60%もユーモアがある
本作で最もいいキャラクターだ
スターウォーズや2001年宇宙の旅、エイリアンなどの宇宙映画よりも
SF映画としてはフィラデルフィアエクスペリメントやデジャビュに近い印象を受けた。
傑作である。
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