「ノーランの法則」インターステラー snake666さんの映画レビュー(感想・評価)
ノーランの法則
クリストファーノーラン監督なので重厚な雰囲気は想定内。
前半は地球の環境破壊の恐さ、中盤は宇宙の恐さをじっくり味合わせた末に、後半の父と娘の絆の話でフィナーレを迎える。
このラストのオチに至るまでの伏線は前半で地味に出していくので少々眠くなりそうなドラマ部分も丁寧に見る事をオススメしたい。
マシューマコノヒーのエモーショナルな演技も見所。
歴史に残るSF映画の仲間入りが出来るかは微妙なところだけど「2001年宇宙の旅」や「スターウォーズ」を見てきた方にはニヤリとするキャラが登場。コイツがなかなかの活躍ぶりで、重厚な雰囲気の中でホッコリさせてくれるあたりも見所。
「世界が号泣」なんてキャチコピーがついてたりもするが、この映画はデートムービーではないのでチャラいカップルには決してオススメしない。
また泣きたいから見に行くようなミーハーなファミリー映画でもない。
小説を読むかのようにじっくり味わって見て楽しむ映画だと思った。
結果としてはクリストファーノーラン節健在といったところでしょうか。
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