劇場公開日 2024年11月22日

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「映像が美しくない」インターステラー ゆっこさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0映像が美しくない

2018年8月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

レビューで絶賛されているので期待したが、実際はやや疲れた。
映像がなんとなく暗く、美しくない。
たとえば、2001年宇宙の旅は、映像美、音楽、すべてすばらしかった。

この映画も、ワームホールや五次元のイメージを一生懸命描こうと努力しているのはわかった。

しかし細部にリアリティーがないように思った。
たとえば、主人公が農夫からいきなり宇宙飛行士になる?えっ?

また、時間が早く進んだら、乗組員は年を取った顔にならないか?
美しいアン・ハサウェイもしわしわになってもらわないと。

臨終ちかい娘に会うシーンでも、自分が120歳とかなら、しわしわのはずなんだけど?

2001年宇宙の旅は最初からシュールを目指しているので、よいのだが、
こちらは理にかなったストーリーではないのかな?

消化不良な感じでした。

まぁ、五次元とか、いろいろ考えさせてくれたのはよかった。

ゆっこ
flying frogさんのコメント
2019年1月10日

年齢の問題は、地球にいるマーフと高重力場で留まっていたクーパーたちとでは、時間の流れ方が違うのです。
それは最初の水の惑星に赴いたクーパーやアメリアと、エンデュランスに留まっていたロミリーの間にも言えます。
なので、クーパーたちの時間軸では数時間しか経っていないのにエンデュランスでロミリーは23年も彼らを待っていた、ということになるわけです。(当然、地球上ではもっと時間が経っている)

そのあたり、よく分からなければ、相対性理論について書かれている本を1冊でもお読みいただければ、と思います。
コンビニで500円で売られている程度の本で十分ですので。

蛇足ですが、クーパーは元々NASAの宇宙飛行士であると、映画中で説明されています。
なので農夫がいきなりパイロットになったわけではなく、昔の腕を見込まれてスカウトされた、という成り行きです。

もうひとつ蛇足ですが、本作も「2001年宇宙の旅」も、その当時における最新の科学考証が施された、ガチのハードSFです。
2001年でも、宇宙船の構造や航行速度、宇宙ステーションの描写等、拘り抜かれてますし、本作もワームホールやブラックホールの「見え方」を最新の理論をベースに計算で描く等、結果的にシュールに見える場面があったとしても、少なくとも最初から「シュールさ」を狙って製作されたものではないでしょう。

flying frog
りんごさんのコメント
2018年10月17日

アンハサウェイと主人公は歳をとってないですよ!

周りが何年も経っているなか、本人たちは数時間しか生きていないとう状態です。
つまり、過ごした時間が違うということです!

りんご