「時間差レビュー」インターステラー のさんの映画レビュー(感想・評価)
時間差レビュー
観てからだいぶ時間がたってしまいましたが、レビューを書きます。
というのも、先日スタンリー・キューブリックの2001年宇宙の旅を観たからです。
こちらの映画、特に終盤は明らかに2001年宇宙の旅を意識してますね。
キューブリックは感覚で捉えているけど、ノーランは理屈で説明しようとする。個性が表れていて面白いです。それでも不思議なことに、比べると2001年〜のほうが知的な作品に思えるのは、あの説明の少なさゆえかなあ。ノーランは、台詞が親切だから。
正直、細かいところよく覚えてないけど、ここでの30分が地球での数年…みたいな感覚はちょ〜〜〜〜恐ろしいなと思いましたね。毎日そんな意識で生きたら時間有効活用できそうだなあ。
あと途中アン・ハサウェイがウザすぎだよな。
親子愛…とかは特にピンとこなかった。てゆーか、あんま覚えてない。(笑)映画全体として、詰め込みすぎで軸がぶれている印象がある。映像だけでただでさえ情報量多いから、もう少しシンプルでよい!アン・ハサウェイの色恋のなんたらとか、マッドデイモンクズ博士とかの件は、必要があったのか?もっと親子にフォーカスしたほうがよかったのでは?
ラストの幻想的な映像美も、親子関係に重きを置けば置くほど映えるぞ。
しかし、ラスト…、幸せなのかな?よくわかんないなあ。浦島太郎……。
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