「期待してなかったけど」インターステラー SSさんの映画レビュー(感想・評価)
期待してなかったけど
期待してなかった分、余計に面白かったです!
始まって暫くは地味な映像に「つまらなそう…」と思っていたんですが、NASAに着いたあたりからとんとん拍子に話が進み、面白くなりだしました。
NASAからの要請があってから、父親が出て行くまでが短くて急!とは思いましたが…。
そりゃ子供可哀想だよ…。
ブランド教授の胡散臭さ!こいつは最初から怪しかった!「計算式は君が帰ってくるまでに解いておく」なんて絶対嘘だね!って思ってました。
出発するまでに解いておいて欲しい〜〜!!
大津波の惑星に行き、ピンチに陥るアメリアを助けたロボット。船に戻るときだけ早い!初めからそのスピードで助けに行ってあげて〜!!
その星がブラックホールの近くにあるってだけで、上陸やめようってならいのが不思議。
上陸する前の話し合いの時点で「1時間が7年」と分かっていたのに、発信されていた信号が7年以上前のもの(実際にはついさっき着いた)だと思わなかったのが不思議…。
あんなに頭がいい人たちの集団なのに。
ロボットのデザインがどうしてあんなことになったのか…。2001年宇宙の旅のモノリス意識ですかね?
マン博士も登場早々怪しかったですね。
裏切りの匂いがプンプンしてましたね。
どうやってクーパーを殺そうとするのかわくわくしました。
こんな壮大な計画しておいて、ここまで来ておいてやってることちっちゃいな〜と思いました。
この氷の世界の星で、ブランド教授のクズっぷりが発覚。
マン博士共々クズ
!
モノリスロボットのターズがグッジョブ。
その後の五次元の世界が良かった!!
最初は何の風景?って困惑し、何だかすごく不気味で怖かった。
そこがいい!
そして本棚のくだりの種明かしに、こういうことだったのかー!と思いました。
今にも人を殺しそうな勢いで帰ってきた兄が何故すぐに許したのかも不明…。
全然こっちの状況分かってないはずなのに…。
そして新しい星で目覚めた時の、そこでのロボットもダサいままだった…。
アメリアの恋人に会いたいという直感を信じて、初めからあの星に行っていたらと思うと…。
コロニーが出来ていて、何年も経っていそうなのに未だに宇宙服を着ているのは何故でしょうか?
忘れないために、お墓まいりの時だけ着てるのか、やはり数分しか酸素がもたない星なのか…。
迎えに行って、既に適応してるアメリアと生まれて暮らしてる人々をどうするつもりなのかな?と思いました。
ツッコミどころも満載でしたが、そうやって見るのも楽しいので、良かったです。
父と娘の物語としても、移住計画の物語としても面白いと思いました。
SFってやっぱり好きだなと思いました。
宇宙空間では、効果音が一切しなくて無音なことが表現されていたので良かったです!!
やたらと宇宙空間でもエンジン音をさせたり、光線銃の音をさせたりする映画が多いので。
相対性理論やブラックホールや五次元などの用語の意味は何となく「SFっぽいな!」ってのが分かればいい程度。