「素晴らしかった」蜩ノ記 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
クリックして本文を読む
武士や当時の人々を極めてリアルに描こうと試みている感じが素晴らしかった。明治以降の言葉を使っていないようで、よくわからない言葉もあった。
武士の慎ましくて、誠実で真面目な生活ぶりは背筋が伸びる思いがするのだが、笑いがなさ過ぎではないだろうか。
堀北真希ちゃんが美しかった。ミステリーの要素も面白かった。クライマックスはひたすら地味だった。役所広司が10人くらい斬り殺し鬼のように強かったが、家老を殴るのが最大のアクションだったかもしれない。家老は子どもにも柄をお腹に当てられて悶絶していた。最大の悪である商人が全く成敗されず、野放しだった。
コメントする