「シリーズ化希望」ベルリンファイル クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
シリーズ化希望
北朝鮮と韓国、ロシア・アラブ・イスラエルも絡み、
ベルリンで大アクション、なんだが、
ベルリンがそーゆー闇取引の盛り場であることと、
北朝鮮は欧州各国と国交があり大使館があることを、
知っておいた方がすんなり話に入っていけると思う。
企み、裏切り、暗躍、謀略の中で揺さぶられる人物達は、
結局はその裏の国家の理念、「国際常識」に翻弄される。
登場国、人物が立て続けに出てきてパニックになりそうになるが、
我慢して最後まで観てればちゃんと謎解きしてくれます。
それですっきりしないのがやはり韓国映画。
今回結論はハッキリしてるんだが、
その結論の虚しさは、スパイ映画ならでは。
でもラストはテンション上がって終わったから良かったけどね。
しかし韓国映画の武器を使ったアクションは、
何故こうも格好いいのか。徴兵制度は伊達じゃない。
それだけじゃなくて、主演ハジョンウ。
「アジョシ」のウォンビンくらい、惚れてまいそうだった。カッケー!
「チェイサー」の殺人犯の面影はまるで無く別人。
久々のハンソッキュ。老けたね。
ハジョンウの奥さん役のチョンジヒョンには、
役が地味すぎて途中まで気付かなかった。
妙に可愛いな、と思ったら「猟奇的な彼女」でした。
役者の中で一番目を奪われたのは、
ハジョンウの弟分役、リュスンボム。
この人いいね、良い意味で香川照之っぽい。顔も含め。
このリュスンボム主演で「容疑者X」韓国リメイクしてるらしいです。
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