劇場公開日 2013年7月13日

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「シリーズ化希望」ベルリンファイル クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0シリーズ化希望

2019年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

難しい

北朝鮮と韓国、ロシア・アラブ・イスラエルも絡み、
ベルリンで大アクション、なんだが、
ベルリンがそーゆー闇取引の盛り場であることと、
北朝鮮は欧州各国と国交があり大使館があることを、
知っておいた方がすんなり話に入っていけると思う。
企み、裏切り、暗躍、謀略の中で揺さぶられる人物達は、
結局はその裏の国家の理念、「国際常識」に翻弄される。
登場国、人物が立て続けに出てきてパニックになりそうになるが、
我慢して最後まで観てればちゃんと謎解きしてくれます。
それですっきりしないのがやはり韓国映画。
今回結論はハッキリしてるんだが、
その結論の虚しさは、スパイ映画ならでは。
でもラストはテンション上がって終わったから良かったけどね。

しかし韓国映画の武器を使ったアクションは、
何故こうも格好いいのか。徴兵制度は伊達じゃない。
それだけじゃなくて、主演ハジョンウ。
「アジョシ」のウォンビンくらい、惚れてまいそうだった。カッケー!
「チェイサー」の殺人犯の面影はまるで無く別人。
久々のハンソッキュ。老けたね。
ハジョンウの奥さん役のチョンジヒョンには、
役が地味すぎて途中まで気付かなかった。
妙に可愛いな、と思ったら「猟奇的な彼女」でした。
役者の中で一番目を奪われたのは、
ハジョンウの弟分役、リュスンボム。
この人いいね、良い意味で香川照之っぽい。顔も含め。
このリュスンボム主演で「容疑者X」韓国リメイクしてるらしいです。

クリストフ