劇場公開日 2014年10月18日

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「ラストのスピーチは必聴。世界を動かす感動の愛。」グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ラストのスピーチは必聴。世界を動かす感動の愛。

2014年10月25日
PCから投稿

泣ける

知的

幸せ

【賛否両論チェック】
賛:愛する家族や国を守るために奔走する主人公の姿に感動。夫との関係の修復や裏切りのサスペンスなど、様々な要素を体感出来るのも素晴らしい。
否:フィクション的な要素も多いので、史実を忠実に知りたい人にはオススメではない。

 公妃という難しい立場にありながら、愛する家族や愛すべき国民を守るために、身を粉にして奮闘するグレースの姿に、戦う女性の雄姿を垣間見ます。当初は仕事のことしか頭になかった夫も、そうしたグレースを見る度に、少しずつ愛を取り戻していく様子もステキです。また、登場人物の中の誰が裏切り者なのかという、ハラハラのサスペンスも楽しめる作りになっています。
 フィクション的な要素は結構強いかとは思いますが、大切な家族とご一緒に、是非ご覧になっていただきたい作品です。

映画コーディネーター・門倉カド