「予告編の「最後の1ページ」って結局?」ダイアナ くりあさんの映画レビュー(感想・評価)
予告編の「最後の1ページ」って結局?
ダイアナの、強い意志と行動力が世界のために働かせ、そしてすれ違いを生む様が、スクリーンに丁寧に描かれる。
史実をなぞっているはずなのに、ちょうど話として面白いところを切り出して、恋愛ものとして山あり谷ありのドラマティックな展開を見せつける。
しかし、最後の一ページとは結局なんだったのか。
死の直前あたりの彼女の行動が理解できない。
クルーザーでの写真をとられたのは何のため?
オチがすっきりしない。伝記ものの限界なのかもしれない。
作品としての作りは悪くないどころかよくできてると思います。問題は「結局何がいいたい作品なの?」というところ。
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