「女は前進、男は後退。」私の男 suzume426さんの映画レビュー(感想・評価)
女は前進、男は後退。
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淳悟が若い花に対して利己的な行動をとったのが悪いけど
たぶん基本的には女の方が自己中だ、っていうのが終始描かれてたような気がする。
女の方が置かれた状況に一生懸命だかまその場にとどまることなく進める。
ただ、過去を捨てたわけじゃなく保存できるから
最後のレストランでのシーンに繋がったのかなと。
一貫して女の強くて恐ろしい部分が描かれていました。
純粋な花のシーンにも、大人になってからの花を見ても、私の男というタイトルが、頭をチラついた。
花を演じた二階堂ふみの妖艶さには引き込まれ、素晴らしかった。
淳悟と花の関係はやはり観ていて気持ちのいいものではない、というかかなりの嫌悪感がありましたが、
なぜか美しく純粋なものに見えてしまい不思議な作品に感じた。
表現に少し無理というかわかりづらい部分があり、血の雨のシーンとか…がちょっと残念だったのでこの評価。
原作も読んでみようと思う。
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