劇場公開日 2014年4月25日

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「次回作が凄く期待出来る、このラスト好きでした!」アメイジング・スパイダーマン2 Ryuu topiann(リュウとぴあん)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0次回作が凄く期待出来る、このラスト好きでした!

2014年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

「アメージング・スパイダーマン」が2年前公開された時、私はトビー・マグワイア主演のシリーズがまあまあ気に入っていて、そんな彼のイメージが強くて、監督も主演も一機に世代交代した新作スパイダーマンは、敢えて観る必要は無いかなと考えて、前作は観なかった。

アンドリュー・ガーフィールドでは、ナイーブ過ぎると言うか、強靭なイメージでないと何だか、ヒーロー像としては頼り無くて力不足にも感じられたし、彼の前作の「わたしを離さないで」や「ソーシャル・ネットワーク」に出演していた彼の作品のイメージも強烈過ぎたと言うのも、このシリーズに目が行かなかった大きな理由ではないだろうか?
強靭な筈のアメコミヒーローを演じる事に不向きな気がしていた。
だが今回時間の都合でこの作品しかタイミングが合わないので、渋々観たらこれが面白くて大正解!返って大喜び、楽しんでいる自分を発見。
やっぱり映画は観てみないと分かりませんよね~

だけれどへそ曲がりの私は総て手放しに良いと言う訳ではありませんが、娯楽映画としての面白ポイント+映画としてのテーマもしっかりと押さえている点は良かったですね。

それに彼以外の他のメインキャストも豪華で良い。特に恋人グヴェン役のエマ・ストーンは可愛いし、親友ハリー役のデイン・デハーンは最高!パーカーとの友情と対決も最高だ。でもやっぱりオールドファンの私には叔母さん役のサリーフィールドと言うオスカー女優の健在な姿が確認出来たのが最高にラッキーでした。
見せ場は色々ですわ!2時間超えているけれど時間はちっとも気にならなかった!ラストシーン迄一機に楽しめた。
それにアンドリューが演じている軽めのスパイダーマンも、これはこれで良いよねと納得出来る作品だった。
アメコミのヒーロー達は、少年の夢の象徴だから常に格好良くて、明るいキャラで纏めるのも正解かも?今回は特にNYの街をしっかりと護るスパイダーマンとしての自覚がピーター自身に出て、スパイダーマンとしての自分をしっかりと受け入れて楽しんでいるという青年キャラの感じが良く出ているのは、ヒーロー者のキャラとして最高の出来だよね。
彼の活躍に大いに笑って楽しんで、ちょっぴりホロット泣かせる処もあっても、最後にグェンのスピーチが生きる展開もG!父の遺した仕事の意味をしっかりと理解して前向きに生きるパーカーの姿に好感が持てる。
そして次回作はどんな展開になるのかな?とちょっと気になる終わり方でしたね。
マーク・ウェヴも中々やりますね!「500日のサマー」の楽しさ越えたよなぁ~

ryuu topiann