「ヒロインが男前。」アメイジング・スパイダーマン2 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒロインが男前。
リブート版のシリーズ二作目。
もうこれは多分、観客側の好き好きになっていくと思う。
前作で十分。と思う人は観ないだろうし(うちの息子なんかそう)
こういうのがリブートされると必ず観に行ってしまうお調子者の
オバさん(私のことかしら~)なんかもいる。
どうせピーターもお調子者だからいいじゃん!なんて思いつつ、
まぁ描かれる骨子は大体同じなので、原作のキャラを加えつつ、
ピーターの恋愛や青春模様を観ていこうではないか!という感じ。
にしても今回のピーターは相変らず暗いわねぇ(ゴメン)
いや、A・ガーフィールドが元々こういう煮え切らない苦悩キャラが
抜群に巧い役者なので仕方ないんだけど(何かますますゴメンね)
対してノーテンキなくらい男前な彼女、E・ストーンが押っせ押せの
強烈演技で面白いじゃないの♪なんて思う。実際にラブラブという
このお二人、足りない所を補い合っている風にも見えるのがいい。
あぁだけど…この恋愛、恋か仕事かで迷ったピーターが決断する
ことで新たな悲劇が生まれちゃうんだよねぇ。で、つのだひろ?(爆)
今度は誰が演じるんだろう…なんて心配になってきた^^;
今回のゲスト敵役にJ・フォックス、あのハリー役にD・デハーン。
二人ともとっても巧い!何もあそこまでやらせなくてもねぇ~と
思うくらい頑張ってる。アクションでの盛り上がりは前作以上。
だけど派手でもやっぱり湿っぽいんだ、ストーリーが(すいません)
演技派フォックスは娘の要望もあり、かなり楽しんで演じたみたい
だけど、ディカプリオの再来なんて言われたデハーンは、普通の
役ってやっぱり回ってこないんだなぁ~と思った。幸か不幸か…。
今回は盛込み超過で敵多過ぎ。いくら蜘蛛男だって、あんな戦いを
強いられれば大苦戦になるわけで大量の糸を出しても追いつかない。
果たして、その結果は。
失うものの多さではスパイダーマンは上級クラスに位置する。
多くの絶望を経験したのちに、彼はまた立ちあがるのだ。
こうなると三作目(あるよねきっと)がどうなるか期待しちゃうな。
(めりぃじぇぇ~んおんまいまいん~♪って歌っちゃったわ、つい)