セイフ ヘイヴンのレビュー・感想・評価
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美男美女の好演が美しい景色によく映えた
今更ですが…ジュリアン・ハフ目当てで鑑賞(笑)
サスペンスあり、恋愛あり、家族ドラマあり、コメディーあり、そしてまさかのファンタジーありで、少しごちゃ混ぜ感が否めないが…(^-^; 結構引き込まれた。
ツッコミどころ満載だが…最終的な感想としては感動的な良い作品だったと思う。
特に「トビウオ」は後からじわじわ来る(涙)
結構凝ってるから2度観?が必要かな。
To her
ラストシーンでケイティがアレックスから、未来の彼女宛ての手紙を受け取り、
その差出人がジョーだった時は感動した。
その後から、今までケイティとジョーのやりとりは何だったの?と色々考えて、
せっかくの余韻が、どういう事?となってしまいました。
余り肌の露出がない、徐々に二人の距離が縮まっていく良い恋愛映画でした。
ジュリアン・ハフが若き日の石田えりに見えた。
ジュリアン・ハフ、素敵な髪型(^-^)
オープニングでまるで警察に追われ街を去る犯罪者のような描写でしたが、刑事は彼女のクズ亭主だったんですねえ。 長距離バスっていいですよね、長く乗ってると疲れちゃうでしょうが(笑) 舞台はいい港町で、ああいう所に住んでみたいと思いました、あまり暑くなければ(笑) 友達になったあの女性は亡くなった奥さんだったとは・・・素敵なラストでした(^-^)
ケイティが殺人犯じゃないのは最初からもうバレバレでどうせDV男から...
ケイティが殺人犯じゃないのは最初からもうバレバレでどうせDV男から逃げてるとかそんな感じだろうと予想してたらまさにその通りで。
話の流れもまぁありがちだけどこういうラブストーリー嫌いじゃない。
ラスト手紙持ってきてこういう終わりもいいねと思ったら更にサプライズが。
前半のわかりやすいミスリードで油断してた。
このラストで星1つ追加。
けど私は好きだけど手紙だけでもキレイにまとまってたと思うからこのファンタジー要素は蛇足だと感じる人も多そう。
大好きな作品のひとつになった
ラブストーリー・サスペンス・ファンタジーが全て詰め込まれていて、でもそれがいい感じにまとまってとても素晴らしい作品に仕上がっていると思う。
最初は単に、夫を殺害してしまった女の逃亡劇。
逃げ入った、海沿いの小さな田舎町で新しい生活を送りつつ、ラブストーリーが展開するだけかと思いきや…
狂気を帯びて“絶対捕まえる”と女を追ってきた警察官は女のDV旦那で…
殺人犯として指名手配をしてしまったことで、新しい町でやり直そうとしていたところ拗れてしまい…
そもそも殺しているのではなく、正当防衛で脇腹を刺しただけ。
拗れたふたりが真実を打ち明けたことで、再び仲睦まじく平和に暮らし始めた時に、とうとう旦那が女の居場所を特定して、追ってくる。
お店に火をつけ、撃ち殺そうと揉めているところ…銃口の先は自分に向いていて結果、自殺となり。
悪者がいなくなって終わりではなく、最後に残されたファンタジー。
女(ケイト)の友達となり、いつも話を聞きアドバイスし助けてくれていた女性は、なんとアレックスの亡くなってしまった元妻だった。
生前に新しくできる彼女に向けて手紙を書き、同封されていた写真を見てケイトは初めて気付く。
なんとも素敵なエンディングだったと思う。
ニコラス・スパークスの原作にラッセ・ハルストレムが監督なんて、大好き作品のタッグでつまらないわけがない!
いろんな要素が詰まった面白い映画
ありがちな殺人犯の逃亡劇なのかと思いきや
実はこうでしたの運びがとてもうまい。
DV夫の行動はおとろしかった。😱
ケイティとアレックスの二人が
好きな顔なので見てて心地よく感情移入できた。
隣人が奥さんだったってわかったとこは泣けたよ。😭
流れてた音楽が全部良かった。
まさかの
この脚本は…まあ、なんというかオマケまで付いてくるというか、ちと???な作りになってた。
良質なサスペンスだと思ってた。
主人公が殺人犯なのかと思ってたら、一変、刺した相手はDVの元夫で、しかも病的に主人公に執着し、刑事という職を悪用するストーカーだった。
彼の正体が明かされた後は、特有の緊張感が漂うものの、有り体のサスペンスだと思っていたのだが…。
同時進行で語られるテーマが、家族の再生だったりと全く正反対のものが描かれる。
だけでなく…。
ゴーストまで出てくるものだから、盛りだくさんだったわけだ。
だが…。
ゴーストの登場に関しては、なくてもいいのではと思う。
あの手紙だけで十分だと思ってたところに追撃なので、異物感が強かった。
後は…あんな至近距離で発泡して返り血を浴びてないってのが最も大きな違和感だった。
予想通りでよかった
ニコラススパークスの作品はたくさん読んだり見たことがある。これもまた同じようだけど今までになかったような雰囲気があってよい。
やっぱり彼は海辺が好きなのかな?
ジョーが出てきたら、お願いだからこの人が死んだ妻であって欲しいと期待してたら見事にそうだったからよかった。
キャスティングはいい。音楽もいい。
でもちょっと気になるのが、明らかにすぐにジョーが死んだ妻だって分かってしまうこと。
写真なしでも忘れるな
映画「セイフ ヘイヴン」(ラッセ・ハルストレム監督)から。
冒頭、あれ、作品、間違えちゃったかな?と呟きたくなる展開に、
ハラハラドキドキしていたら、期待どおりの流れへ。(笑)
全体的には、私好みの結末で終わって、ほっとしたところ。
今回選んだ「気になる一言」は、悩んだ挙げ句、
亡くなった母との想い出を大切にしたい、息子の台詞。
日本でも家族で遊びに行くと、みんなで記念に写真を撮るが、
そんなシーンに使われた親子の会話。
「なんで写真撮るの?」と訊ねる息子に対して、
「想い出を忘れないようにだ」と父親が答える。
そんな父親の考え方に不満を抱いたのか、
「写真なしでも忘れるな」と息子が言い返すシーン。
幼いけれど、母親の想い出がいっぱい残っている息子は、
父親が他の女性に心が動いていることに不安を感じて言い放った。
父と母は、愛し合って結婚し、ケンカをして別れたわけではない。
そんな簡単に、母親のことを忘れている(ようにみえた)父親に、
彼なりの反抗だったと思う。
私たちは、ついつい写真やビデオを撮り、想い出を残した気になるが、
実は、写真も撮らず、自分の目で視た楽しい瞬間を、
心の記憶に留める方が忘れないのかもしれないな、と感じた。
人間って、五感を使って記憶できるんだから。
スリルとサスペンスと…心温まる…ラストだけはぐっとくる!
小さな港町にやってきた女性が、最愛の妻を亡くし、失望をしながらも2人の優しい子供たちに支えられながら商店を営む男性と恋に落ちる…しかし、女性は逃亡中で、徐々に危機が迫り、その真実を知ったときに二人は…
っていうのは、よくある映画紹介に書かれていることですが、いやー、最初の最初からサスペンス色満載。
オープニングの東海岸の朝焼け?の景色はとてもキレイだったな…と思いきや、最初の最初からケイティが明らかに殺人を犯した風(あくまで風なのがバレバレ)で家をでて、向いの家に、そこからは警察が追うのを逃れて、アトランタ行きの長距離バスへ…。
わけあり感が満載なオープニングに、2人の純愛よりもどちらかというとサスペンス感が強かったのが、事前情報と違いすぎてなんだか拍子抜け。
その後ケイティはアレックスと徐々に親しくなっていくわけですが、そこに子供たちの姿がとても効果的で…名前が思い出せないのがとっても悔しい!女の子は、母親の記憶が少ないということですが、とってもおませさんで積極的。アレックスとケイティが最初に話すきっかけになったのも、一緒にビーチにいったのも、最後の大事件もこの娘が絡んでいて、とっても天真爛漫でキュートな感じが良かったです。男の子は母親の愛を受けてそだったのでしょうね、とっても閉鎖的でくよくよしている父親と距離を置きながらも、自分が母親離れができないって感じがすごく心優しい感じがしてよかったです。そんな2人の子供に支えられながらわけありの恋愛はとても純粋に進む…のですが、その合間合間にちょいちょい、サスペンスの進行があり、なんだか違う映画が突然合間に差し込まれたかのような感じがでるほど、違和感が繰り返されたのがとっても残念でした。
とくに、ケヴィンがケイティの脱出した家でお酒を飲みながらメモを発見するシーン(っていうかその前の捜査の中で、独善的なすがたからかなり気づいてはいましたが…)からは、もはや伏線が伏線にならない感じで、そこからのサスペンスのサンドイッチはもはやうっとうしい限り…。唯一ケヴィンのアル中の堂に入った演技は秀逸でしたが。
そこからは、ケヴィンがケイティの居場所を見つけ出しつつの、同時にアレックスがケイティの秘密に気づいて、破局しかけてのおやくそくの復縁…からのケヴィンの起こす事件と、ぎりぎりの線で4人は助かる…て言うのも想定の範囲内過ぎて、もはやサスペンスなのかラブストーリーなのか…というしらじらしい感じも出るほどでした。
ただ、最後の母親が残した手紙をケイティに渡してからの最後の5分は個人的には秀逸で、ジョーがなぜケイティをたすけてきたか、なぜ、アレックスとケイティを結ぼうとしてきたか…、祭りのときに見せたジョーの悲しそうな表情…この伏線はサスペンスに隠れて気づかず、本当に泣きそうになりました。
と、いろいろな要素を放り込みっていう感じは非常に強いですが、最後の5分ですべてを白紙に戻して、「見てよかった…かも」と思える映画です。
深まる秋には、この映画で思いっきりロマンス体験をしようよ!
ボストン郊外で起きたある事件の描写から始まるこの作品、非常に緊迫感のあるファーストシーンを持って来た事から、作品の流れがテンポ良くなり、あっと言う間に観客の心を物語の中に引き込んでしまう。
この辺りの作り方が非常に巧い演出で、流石はラッセ・ハルストレム監督だと納得した。
「親愛なるきみへ」「きみに読む物語」「一枚のめぐり逢い」などのベストセラー作家ニコラス・スパークスの原作を映画化と言う事で、またいつも通りのお涙頂戴の三文小説の映画化かなと思ったが、この映画は予想に反して面白いラブストーリーだった。
ファーストシーンも面白かったけれども、ラストも意外性があって「?!?」と言う感じで、これは賛否の分かれるラストシーンになっているかも知れない。
しかし、今まで映画化されて来たニコラス原作の作品の中では1番良い作品だったので、満足感が残る作品だ。
ラブストーリー+サスペンスの要素を盛り込んだこの物語は、毎度描かれるニコラスのベタ甘のラブストーリーから、スパイスの効いたパンチのある作品へと様変わりしていて、この辺りは、「砂漠でサーモンフィッシング」が単なる甘美なラブストーリーで終わらなかったのと同様に、ハルストレム監督の腕の良さと言う事なのだろう。
この映画はボストンからアトランタを経由して、ノースキャロライナ州のサウスポートと言う小さな港町を舞台に描かれている。
アメリカ大陸を縦断してこのスモールタウンを舞台に物語が展開していくのも、自然の美しさで溢れる画面が堪能出来て、とても綺麗な映像描写になるので、映画の映像的にも、魅力のある作品だ。
ヒロイン、ケイティーを演じるジュリアン・ハフもとてもチャーミングで、トム様と共演した「ロックオフ・エイジ」とはまた違った魅力ある芝居で、これから日本でも彼女のファンも増えるのではないだろうか?
そして彼女のお相手のアレックスを務めるのは「トランスフォーマー」シリーズのジョシュ・デュアメルが好感の持てる、シングルファーザーを熱演しているのも見所の一つだ。
そして、忘れてならないのがアレックスの2人の子供達だ。とてもハートフルで、こんなシングルファーザーの元へなら、ゴールインしても良いのでは?と思わせてしまう所も良い感じで、この秋にデートで観るならこの映画をお薦め出来そうです!セイフヘイヴン(安住の地)に相応しいサウスポートの町、絶対訪れたい町の一つになってしまいました!
さすがラッセ・ハルストレム
『ギルバート・グレイプ』『ショコラ』でお馴染みラッセ・ハルストレム監督作品。ただ彼にしては珍しくサスペンスタッチ。
序盤は若い女性が見知らぬ街にやってきて、ゆっくり解け込む展開。ゆっくりまったりの構成はラッセさんらしい。
けど後半、徐々にサスペンス色が深まっていくのはちょいありがちかな。やっぱりここは揉め事よりも男女間のふれあいに迫ってほしかった。ぶっちゃけ、元夫のエピソードなくてもいけそうな話だし。
しかしラスト5分のどんでん返しはなかなか。エンドロールでしばらく立てないくらいの良い締めだったな。これはやられた~って感じ。
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