「力士の扱いが残念」テルマエ・ロマエII tochiroさんの映画レビュー(感想・評価)
力士の扱いが残念
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一作目が大ヒットしたこともあり、原作者も頻繁にメディアに登場していたが、思ったほど二匹目のドジョウは大きくなかった。
基本的なストーリー展開は同じ(過去から現在の日本にタイムスリップしてきたローマの浴場設計技師が、そこで体験した風呂文化を持ち帰りローマの風呂文化を発展させる)で、正直目新しさはない。
ただ今回はコロッセオを迫力十分に再現し、曙を剣闘士とした上、琴欧洲を初めとする力士も出演するということで、さぞかし徒手格闘の分野で大暴れするのだろうと期待していた。しかし実際には琴欧洲は関取風にアレンジされた格闘士でしかないし、他の力士はギャグメーカーと穴掘り人夫の扱いしかされていなかった。もっと徒手格闘で無類の強さを発揮する場面を見せて欲しかったのに残念だ。
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