「前作とほとんど同じ構成の作り。若干、前作よりも面白くないところがあったけれど、同名映画の2作目としてはよくできていると思いました。」テルマエ・ロマエII Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)
前作とほとんど同じ構成の作り。若干、前作よりも面白くないところがあったけれど、同名映画の2作目としてはよくできていると思いました。
すごく混んでいて、びっくりした。
地元のシネコンで、チケット買うのにかなり並んだ。
連休中とはいえ、割引で安くなる日も含めて、最近なかったことなので、驚いた。(消費税値上げの影響?)
世間はどうか知らないけど、自分の身近な体感的に、最近の映画で一番混んでいたのは「三丁目の夕日2」です。
次が「ルーキーズ」と「ゲゲゲの鬼太郎1」で、その次くらいに人が入っていた。
ちなみに私が現在大ヒット中の「アナと雪の女王」を見に行ったのは、初日で、まだそんなに世間的に盛り上がっていない頃だったので、あまり人は入っていなかった。(2D吹替え版中心の公開だったので、そんなに分散していなかったはずです。)
最近なんでもそうだけれど、一度火がつくと、ネットや、マスコミがこぞって乗っかってきて、大変なことになる。
だからといって、本当に見る人に支持されているのかどうかは、まるでわからない。
身近な体感的には、本作の方が支持されているような気がする。
内容的には、前作同様、前半のギャグマンガ的なシーンが面白かった。
特に映画の中で平たい顔族と言われる日本人の顔が、本当に平たくて面白かった。
松島トモ子さんが急に入ってきたので、なぜ?と思ったら、鉄板の小ネタを使うためだった。
他にも、今回は浪越徳三(治)郎、いか八郎、白木みのる、曙、琴欧州などの人的小ネタが新たに入っていて楽しかった。
でも、後半のドラマと、上戸さんが、脚本が悪いのかもしれないけど、今回はあまりよくなかった。
前回はわりとよかったけど、今回はよくない。
ドラマ部分はしかたないにしても、中途半端にラブコメシーン入れるくらいなら、ない方がよかったかもしれない。
原作にしても、映画化されて以降の部分は映画を意識したのか、作風がなり変わってしまった。
それまで出てこなかった、上戸さんの演じていたような温泉宿の娘のキャラクター(原作者のヤマザキマリさん的な人?)が中心になり、面白くなくなった。
作りは前作とほとんど同じだけれど、上戸さんのところがよくなかったので、前作の方が面白かった。
でも、同名映画の2作目としては、よくできてる方だと思う。