MAMAのレビュー・感想・評価
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中盤まではJホラーに通ずる
中盤までは子どもたちとMAMAとのやりとりが大人たちには見えない形で描かれており、途中で意味もなく姿を見せてしまうもののジャパニーズホラーに通ずる見えない精神的恐怖が上手く表現できていて雰囲気は良かった。
ただ、ミステリーも伏線も全て捨てて無理矢理な感動に持っていった感があるオチがなんとも勿体ない。オチのせいでホラーとしてはよくわからない展開になってしまったし、感動映画かと言われると最後だけであまりにも薄っぺらい。
途中まで見てるときはお気に入りの映画になりそうだったのに、残念でならない。
ホラーファンタジー
まったく怖くないファンタジーな作品。内容的にもホントによくある幽霊もので新鮮味もない。いちいちジャンプスケアで驚かせるのもなんだか。デルトロとチャスティンの名前に惹かれて見たけどちょっと残念。
子役の二人がすごく良かったので星一つおまけで。にしてもJホラーの影響で貞子や伽椰子のような造形の幽霊が向こうでは好んで使われてるけど、こっちからしたら二番煎じで飽き飽きしてる。
そもそもいい年した大人は幽霊なんて怖くない。にもかかわらず「リング」の一作目はホラー映画として今更ながら偉大だなあと再認識させられる。あの作品を当時劇場で見た後、大の大人が暫くは夜中トイレに行くのが怖かったもんなあ。
本作はお化け屋敷を怖がるようなティーンエイジャー向けの作品かな。
ファンタジー要素強め?
幽霊系なのは間違いないけど、終盤はホラー系統が薄れてファンタジーを見ているようだった
終盤まではえたいの知れないママの存在に不気味さを感じていたけど、終わりが近づくと正体や行動の動機も分かり、あの怖い見た目で意外にも物理攻撃が得意なのもあったからか、視聴後はホラーというより悪霊系のファンタジーモンスター映画みたいだった印象(ママの演出方法も影響した)
ただ全体としての不気味さや怖さはちゃんとホラーで、普通に楽しめたので、おすすめできる。
ちなみに最後は完璧ではないが、一応ハッピーエンド
台詞なしの短編でも良かったのでは?
姉妹のヴィクトリアとリリーが可哀想である。
両親が死んで(母は父に殺されて、父はMAMAに殺されて)
あのラストは賛否両論あると思うが、自分は少々納得いかなかった。
あの尖った崖でのシーンは絵本ならアリであるが、映画のワンシーンとして切り取ると、何か変に思ってダメだった。
MAMAの力が怨みだかなんだかわからんが凄すぎだろう。
アナベルとルーカスのカップルももう一つ息が合ってない感じ。
見応えのある1作
偏屈な母性愛を持つ亡霊に、悩み苦しめられるストーリー、結構、予想に反して楽しめました。昨今の 単細胞的なアメリカホラー映画の中では、珍しいよね。話の展開も、どうでもいいような間もなく。最後なんか、時間の関係か分からないけど、なんでもありって感じで、一気に終わらせた感がありありでした。
女の子の演技も良かったよねー。下の子なんて上手すぎる。最後に.極悪霊も自分の子の屍を抱いた時に、そのまま極楽してくれれば良かったんだけど。それでは満足出来ずに、リリーを連れて行っちゃうなんて、少し後味が悪く、せつなかったです。でも まぁ 全体的な感想としては、見応えがあった1作でした。
後半で拍子抜けした作品
前半はかなり見入りました。特に印象的なシーンは子供が明らかに映っては行けない異形の影と遊んでいる所は怖かったです。
そこまではかなりホラーしていましたが、後半から音による脅かし要素が多すぎてマンネリ化してしまいました。前半は謎解きもあり面白かったのでより残念な感じはありました。
あまり印象的な映画ではない。 決してくだらない映画ではないが、 い...
あまり印象的な映画ではない。 決してくだらない映画ではないが、 いろんな面白い要素がありながら、 結局はあんまりインパクトのない作品。 役者達のパフォーマンスは良好であり、 それがこの映画の1番の魅力でもある。 あまりにも多くのアイディア取り込もうとしすぎて、 まとまらず、 結末にはかなり典型的なホラー映画に戻ってしまい、 怖くも革新的でもない。
デル=トロさんは監督ではないが
あれこの男前どこかで見たことある…。
ジェシカ・チャステインがいつもと違う感じで、中々良い。異形の者への目配りはデル=トロらしいところ怖さや謎解き加減も程よく、それなりに楽しめた。
あ、ジェイミー・ラニスターか!?
おうち-64
TSUTAYAにいるときはノリノリでおもしろそー😊って手に取るのに、
家で観て、なんで借りてん😨ってなるけど、やめられないホラーレンタル。
主演はケツアゴ界のホープ、ジェシカ姉さん。
今よりちょっと若い。今回はロック。黒髪のほうが好きかも。
そしてこの頃から胸を強調するのは変わってない。
ジェフリーとルーカス似てんなーと思ったら、一人二役だったんですね。
早々に退出され、ジェシカ姉さんと姉妹の暮らしになるのですが……わたしならむり。
妹は伽椰子移動やめないし、あの「クカカカカ」って声あかん。
ホラーおなじみのツッコミもちゃんとあり。これがないとねー!
みんななんで夜行くん……怖いに決まってるやろ(笑)
ジェシカはもちろん、子役ちゃんたちの演技がとてもいい。
敵意を剥き出しにしてるときと、ジェシカに心を開きだして暖かみを知ったときの視線の違いが全然違う。
ハリウッドの子役はすごいなーと。
ジャパニーズホラー好きな人なら好きになれそうな作品です。
怖さは、序盤が一番かも。
ラストもホラー史に残るラスト。これは観た人にしか伝わらないと思う。
このラストを観てほしいから、ホラー苦手な人にも薦めたい。
一瞬エガちゃんかと思って笑っちゃったけど←
なぜビデオスルー?
出来のいいホラーだと思います。
ホラー映画初鑑賞の私が観たんですけど…
鑑賞にあたり、最初に先人達のレビューを参照させて頂きました。大体が皆さんそんなに怖くない、とレビューされていたんですが、見事に騙されまして結構怖かったです。
ママや子どもたちにびっくりさせられるシーンや、不気味な挙動にドキッとするのはもちろんのこと。誰もいない廊下や小屋の、静かで不気味なワンシーンにとても緊張させられましたし、カメラワークもうまく使われていたと思います。
ストーリーも魅せられるものがあり、かなり良い出来のホラー映画なのではないでしょうか?(ホラー初鑑賞の身ですが…)
不満というか疑問というか、、他の方たちもレビューされていましたが、最後のママの行動には?がつきました。それ以外では不満もなく、安心してビビリながら鑑賞できる作品です。
MAMA
精神を病んだ父親ジェフリーによって深い森の山小屋に置き去りにされた幼い姉妹。
5年後、
2人だけで奇跡的に生き延びていた姉妹はジェフリーの弟ルーカスによって発見され、
彼と恋人アナベルのもとへと引き取られるが…。
元はショートフィルムなんですが、
ギレルモ・デル・トロの目に止まり、
デル・トロが自ら製作総指揮を務めてハリウッドで長編化した本作で、
ハリウッドではよくある。
家族愛がテーマなだけにホラー要素は薄いですが、
アナベルが徐々に姉妹に愛情を抱いていく過程だとか、
姉妹の演技の素晴らしさとか、
見所はいくつかある映画でした。
ラストでママの行動があれ?と思いましたが、
血が繋がっていなくても家族になれるんだよというお話でした。
怖さと切なさ
海外では大ヒットとなったが、日本では限定公開のみ。おかげで劇場へ観に行くことが出来なかった。日本でその扱いということはもしや日本人の心には響かない作品なのかと考えたのだが、実際観賞してみると、やはり面白いではないか。
「ママ」は最後の最後まで不気味な造形で怖い。一度でいいから普通の姿が見たかった。ふと思ったのだが、「ママ」の容姿はまるでギレルモ・デル・トロが制作したダーク・ファンタジー映画に出てくるキャラクターに思え、個人的にはツボだった。
かなり怖い印象の作品だが、ストーリーはかなり感動する。王道のスタンスはしっかりと描きつつ母の愛をまた違った面から見せられるため、ラストは切なく感じる一方、報われて良かったと思う気持ちもあるなど、人間側の家族にも、「ママ」にも感情移入してしまう。どちらも可哀想であり、幸せになって欲しいと願ってしまう。久々にホラー映画でかなり深く考えてしまった。
子役熱演
ベーシストのロックミュージシャンがヒロインというなんともゴスパンなビジュアルが目新しいホラー。映像は奇麗です。
怖さはびっくり系なのでそこまでではありませんが、序盤の演出はじわっと異常さがあってよかった。
ホラーゲームっぽい構成で個人的にワクワクしました。割と心情描写も丁寧で母親のエゴが上手いこと表現されてると思います!
それにしても、破産した挙げ句に妻を殺して逃亡中に事故って逃げた先に変なのが居る小屋にたどり着くとかお父さん運が底をつきすぎてますね??!!
美しさと怖さ
子供が欲しいという大人の気持ちを叔母を登場させることで表現したり、子供は邪魔だという大人の気持ちを当初のアナベルの態度で表したり、うまいと感じた。
姉妹の父が消える前から、妹の瞳が怖いくらいまん丸で美しかったり、Jホラー的なゴーストの這いよりなどしっかり怖かった。そして魅惑的だった。
1歳から5年間世話された子供がママから無条件に離れられなかったり物語の筋が割と通っていたと感じた。
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