「ロッキー番外編!?」リベンジ・マッチ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ロッキー番外編!?
スタローンの代名詞でもある『ロッキー』シリーズに対して『レイジング・ブル』はデ・ニーロ出演作の数ある傑作の一作品にすぎない、しかもデ・ニーロは実在の人物を演じた訳で、二人の共通点をボクシングとして取り上げた共演自体に多少の強引さと単純明快なヒューマンドラマ、笑えないコメディ路線が名優やスター俳優を揃えても脚本と演出が伴わなければ作品自体が成り立たない不甲斐なさ。
恋愛に年齢制限なんてものはないにしろ、キム・ベイシンガーをヒロインに精神年齢が低すぎな恋模様、うるさいだけの黒人コメディアン、可愛くない子役、お決まりのパターンで埋め尽くされた物語展開に飽きてしまう。
マイク・タイソンとホリフィールドの件はボクシングファン以外に誰が喜ぶのか?
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