「翻弄される運命。問答無用のやりすぎSFアクション超大作!!」ジュピター 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
翻弄される運命。問答無用のやりすぎSFアクション超大作!!
【賛否両論チェック】
賛:宇宙規模の大迫力のアクションに圧倒される。
否:スケールが大きすぎるだけに、かえってチープな印象も受けてしまう。本格派には不向きかも。
「地球が実は造られたものだった」という設定も驚きですが、宇宙の支配を目論む兄弟3人による覇権争いが桁外れのスケールで繰り広げられ、その世界観に圧倒されます。ただ逆に言うと、それだけ大きい規模の戦いをフルCGで描き出しているので、本格派の方が観るとかえって興ざめしてしまいそうな感じもします。
物語は、自身の数奇な運命に翻弄されながらも、自分の意志で道を切り開いていこうとするジュピターの姿が印象的です。そして「王女と孤高のハンター」という、身分の違いを越えた愛も見どころの1つ。
日頃感じている閉塞感から抜け出したい時に、是非オススメの作品です。
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