「どうしても、「ツイスター(1996年)」と比べてしまいますよね?」イントゥ・ザ・ストーム さぽしゃさんの映画レビュー(感想・評価)
どうしても、「ツイスター(1996年)」と比べてしまいますよね?
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映画館で観てない私がいけないことは、重々承知しています。
きっと大きなスクリーンであれば、竜巻に飛行機やトラックが巻き上げられて行く様子、「ツイスター」オマージュの牛が巻き上げられて行くところは、さぞかし圧巻だったと思います。
けれど自宅のTVで観ており、また登場人物もあまり知らない、これといってストーリーがない、テーマがない、「イン・トゥ」じゃなく、ストームから逃げることがメインのディザスター・ ムービーをドキュメンタリータッチで撮ってるので、正直まるで「奇跡体験アンビリーバブル」みたいなんです。
「ツイスター」は父を竜巻で亡くしたヘレン・ハントが、果敢に竜巻に立ち向かい、そのデータを収集する&竜巻を解明するという目的がありました。
またヘレン・ハントの心理描写も(何故そこまで竜巻に執着するのか?など)素晴らしく、感情移入し一緒にハラハラしたものです。一癖二癖ある登場人物達も、魅力的だった。
しかし本作の「私は竜巻の専門家なの」と言ってる、サラ・ウェイン・キャリーズのキャラの説得力のなさ。全く魅力を感じませんでした。
多分これは、私が「ディザスター・ ムービー」がちょっと苦手だからかも知れません。
どちらかというと、戦いたい方なので。
逆に、あのユーチューブマニアな二人が主役の方が良かったかもです。ラスト、あんなおちゃらけさせるなら。
映像にはお金がかかってるんでしょうが、ストーリーには全くコストがかかっていない印象を受けました。
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