「日本では学生向きではないけれど、経験者にはおおウケする映画だね!」セレステ∞ジェシー Ryuu topiann(リュウとぴあん)さんの映画レビュー(感想・評価)
日本では学生向きではないけれど、経験者にはおおウケする映画だね!
この映画は、ありきたりのデザインでダサイ映画のフライヤーを観てつまらない映画だと判断しないで下さい!!!
この映画は楽しかった!ウディ・アレンの若い頃の作品のようにセリフが多い映画なのだ。
セレステとジェシーとそして彼らの親友を初めとして、その他総て登場人物みんなが、良くお話をします。つまりこの映画は主人公2人を中心に繰り広げられる彼ら2人のコミュニケーションギャップの妙が色々に表現されている事が、面白くて思わず笑みが漏れてしまうのです。
そして、どのエピソードを観ていても、ホントにその一つ一つに頷けるのですね。
人生経験を沢山重ねて来た、素敵な貴女が本作を観たなら、きっとこんな会話やエピソードの数々を、自分も彼氏との間で経験した事ある!と思わず叫んでしまうかも知れない。
それは、とっても、時に切ない気持だったり、楽しく愉快にさせてくれる思い出だったり、
中々、素直になれない自分と彼氏との思い出と同じエピソードだとかね!
女と男の間の行き着、戻りつつの、恋の駆け引きに笑って、そして涙してしまいます。
人間って、長所も短所も有る。その相対する2面性も実は、絶対的なものではないけれど、人間案外、自分と彼氏や彼女との間柄になると、自分の考え方の癖があって、いつも同じようなパターンのコミュニケーションをしている事って貴方はありませんか?
でも、そんな自分のパターンや、相手に対していつも同じ評価をしている事に気が付かないでいるの。
そう言う事は男の側にも、良く有るわけ。そんな誰にでも有る、当たり前のミスだけれど、案外本人は、気が付かずに毎回犯してしまう恋愛の数々のエピソードの中での大きなミステイクのパターンなのだよね。
特別恋愛だけに限った事でもなくて、友人や家族、或いは職場に於けるコミュニケーションの場合でも、その他総ての場合でも当て嵌まる事だけれどね!
そう言う人間付き合いのグッドORバッドに気付かせてくれるのですよ。
長所も時に、見方によっては短所になったりするし、短所に見える部分も、見る人が変わると、長所に見えたり、誰もが日々暮す中で経験している事の数々の楽しい思いや、切ない気持ちのエピソードのズレ・ズレが、ダイヤのように散りばめられているのがこの映画なのだ!
そして、この映画は、サンフランシスコの美しい街並みや、ロングアイランドの素晴らしい海辺が出てくるなど、映画の中で観られる景色も抜群です!
そして、音楽もポップでライトな楽しいナンバーが盛り沢山でご機嫌な気分になれる。
この映画が、アメリカでは口コミで拡大公開されたと言う事が頷けるな。今、最もオシャレな映画だと思うし、特に仕事が出来る大人の女性に絶対笑って楽しんで貰えるハズ。
今後、私はこの作品は、ラブコメ映画の代名詞間違いないと予想しているのだよね?