劇場公開日 2014年1月11日

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キリングゲーム : 特集

2013年12月24日更新

新年一発目“映画ファンが見るべき対決ムービー”はこれ!
生身の男たちが大自然で繰り広げる“本物のガチ対決”

ロバート・デ・ニーロとジョン・トラボルタ、ハリウッドを代表し映画ファンを魅了し続けてきた大物俳優2人が初共演を果たしたサスペンスアクション「キリングゲーム」が、2014年1月11日に公開される。2人の男が、大自然の中で本能をさらし合い、殺りくゲームを繰り広げる──新年に相応しい、映画ファンが見るべき“対決ムービー”の登場だ。

映画ファンを魅了し続けてきた大物俳優2人が初共演にして壮絶バトル!
映画ファンを魅了し続けてきた大物俳優2人が初共演にして壮絶バトル!

■俺たちはこの“ガチ対決”が見たかった!
 渾身のデ・ニーロVS狂気のトラボルタ、85分一本勝負!

デ・ニーロを追い詰めるサディスティックな描写が必見
デ・ニーロを追い詰めるサディスティックな描写が必見
「追われる」者がいつしか逆転して「追う」側に!
「追われる」者がいつしか逆転して「追う」側に!

ロバート・デ・ニーロ、そしてジョン・トラボルタ。この名前を見て、ある程度映画を見続けて来た人間なら、誰もが自然に「この作品は見応えがあるはずだ」と思うに違いない。

「ゴッドファーザーPARTII」と「レイジング・ブル」で2度のアカデミー賞に輝き、伝説の「タクシードライバー」「グッドフェローズ」「ヒート」と、アクションドラマからサスペンスに至るまで、多彩な作品と壮絶な名演で映画ファンを魅了してきたデ・ニーロ。そして、「サタデー・ナイト・フィーバー」で世界中を熱狂させ、クエンティン・タランティーノの「パルプ・フィクション」で鮮烈な大復活を果たすと同時に2度目のオスカーノミネート。それ以降は「フェイス/オフ」「サブウェイ123 激突」などなど、こちらもアクション作品で個性を発揮させているトラボルタ。

それぞれ1人だけが出演するだけでも、作品に“ハクがつく”ほどの大物なのに、このハリウッドを代表する大物中の大物2人が、ついに本作で初共演──しかも、壮絶な一騎打ちを繰り広げるのだ。

舞台はアメリカ東北部からカナダへと広がるアパラチア山脈の大自然。登場人物は全編ほぼこの2人だけ。デ・ニーロ扮する元アメリカ軍人と、トラボルタ演じる元セルビア兵。旧ユーゴスラビアのボスニア紛争にそれぞれの立場で参戦した2人の男が、18年の時を経て、再び戦争の狂気に取り込まれる。生き延びるか標的となるか、どちらかが殺されなければ終わらない85分間一本勝負の“キリングゲーム”がついに開始される。

「俺たちはこの“ガチ対決”が見たかった!」。アクション映画、サスペンス映画が大好きでたまらないという映画ファンはそう叫ばずにはいられない。2014年の初っ端にして“メインイベント”とも言うべき、この戦いを見逃すわけにはいかない。


■名優の“能力”を引き出すのに小細工は無用!
 “大自然でのぶつかり合い”が、2人の演技力を120%に増幅する!

トラボルタ扮する元セルビア兵、コヴァチ
トラボルタ扮する元セルビア兵、コヴァチ

大物俳優同士の初対決に用意された舞台は、壮大なる大自然だった。その中にいると、否が応でも偉大なる力と、それに抗えない人間の小ささを意識せざるを得ない環境。大掛かりなCGや特殊効果で演出される作品とは違い、製作陣も出演者も、己が持つ経験や才能で立ち向かっていかなければならないシチュエーションと言え、下手をするとその奥深さに飲み込まれかねない代物だ。

だが反面、類い希なる実力者たちにとっては、これほど自分の力量をさらけ出せる状況はないだろう。なぜなら、自らの立ち居振る舞いと演技こそが、映し出される映像の重要な要素を担うことになるからだ。そう、屈指の実力を誇るデ・ニーロとトラボルタという顔合わせ、この2人だからこそ実現可能となったシチュエーションなのだ。

デ・ニーロが演じるのは元アメリカ兵のベンジャミン
デ・ニーロが演じるのは元アメリカ兵のベンジャミン

木々に覆われた森の中で、本能を研ぎ澄ましていく2人の姿に、見る者もまたギリギリの緊張感を味わうことになる。ナイフと弓矢という原始的な武器だけを手にして行われる戦いは、肉を切る痛みが伴うサディスティックな描写とも相まって、生き延びるか死ぬかという人間の本能を刺激する。大掛かりな特殊効果は一切ナシ、見る者を泣かせようとするあざといドラマも一切ナシ、ヒロインや渋い脇役も登場しないというストイックさ。まさに“名優”という極上の素材だけを用意した、“ガチ”で“シンプル”な作品。彼らが見せる研ぎ澄まされた名演が見ものなのだ。



■“対決”の2文字が映画魂を震わせるのは確実──
 本作を貫く“対決”のキーワードが、さらに映画ファンを刺激する!

アクションやサスペンス映画ファンなら気になるのは間違いない、“対決”という2文字。本作では、その基本的な構造に加えて、数々の映画的要素が散りばめられている。大物たちの初対決をさらに彩る数々のキーワードに、映画ファンはますます刺激されるのは間違いない。

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たった2人の戦いながらもスケール感がたっぷり
たった2人の戦いながらもスケール感がたっぷり

対決というシンプルな構造ながら、ダイナミックなアクションとスケールで映画ファンの度肝を抜いたのが「フェイス/オフ」。顔を入れ替えられたFBI捜査官と犯罪組織のボスというトリッキーな設定も秀逸だったが、やはり悪役トラボルタと対するニコラス・ケイジの演技力あってのたまものだ。

「キリングゲーム」の企画が、当初はこの2人の再共演作としてスタートしているのも強い縁を感じさせる。


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目まぐるしく変わる状況が緊張感をかもし出す!
目まぐるしく変わる状況が緊張感をかもし出す!

デ・ニーロの代表作の1本といえば「ヒート」。デ・ニーロは強盗団のリーダーを演じ、執念で彼を追う刑事役のアル・パチーノと対じした。張りめぐらされたワナ、愛と仁義、そして葛藤──スリリングな状況下で描かれる人間ドラマが見る者を刺激した。

「キリングゲーム」の登場人物はほぼ2人だが、同じ戦争の傷を持つ2人が、命を狙い合うなかで狂気にまみれていく姿、そしていつ命を落とすか分からないというスリルにヒリヒリとさせられる。


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戦争の狂気が、お互いをより暴力的に変貌させる!
戦争の狂気が、お互いをより暴力的に変貌させる!

最強の存在たちによる究極の対決といえば、掟破りのこの組み合わせをおいて他には考えられないだろう。大ヒット2大SFシリーズの看板モンスターが、作品の枠を越えて夢の共演を果たし、規格外の超絶バトルを繰り広げる。

デ・ニーロVSトラボルタという顔合わせも、ある意味映画ファンにとっては“想定外”。肉を切らせて骨を断つ描写がエイリアン対決の見せ場だが、「キリングゲーム」の戦いも原始的な武器による血にまみれたバイオレンスがたっぷりだ。


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自らで傷を治療し、ハンドメイドの武器で反撃する
自らで傷を治療し、ハンドメイドの武器で反撃する

雄大でありながら凶暴な一面を持つ大自然を舞台にした対決といえば、飛行機事故によって山林に投げ出されてしまった人々のサバイバルを描く「ザ・ワイルド」。極限状況下における、アンソニー・ホプキンスとアレック・ボールドウィンの対立を描いた。

弓矢による鹿狩りが一転して“死のゲーム”に変わる「キリングゲーム」も、ケガを自らで治療し、自然に存在するもので武器を制作するというサバイバルに満ちている。


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動けばやられる……本能で互いを狙い合う!
動けばやられる……本能で互いを狙い合う!

第2次世界大戦を舞台に、戦場で出会ったスナイパー同士の狙撃戦を描いたのが「スターリングラード」。お互いがどこに潜んでいるのかがわからない中で、ジュード・ロウとエド・ハリスが見せつけるストイックさが緊張感をあおり立てた。

木々の隙間からお互いを狙うという構図は「キリングゲーム」も共通。そして主人公たち2人はボスニア紛争の経験者であり、彼らが負ったトラウマを明かしていく戦場の描写も多数登場するのだ。


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