私が靴を愛するワケのレビュー・感想・評価
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業界関係者向けドキュメンタリー映画
70分間ずっとヒールヒール&ハイヒール。
ハイヒールモモコだってこんなにずっとハイヒールのこと考えてないでしょうに
ってくらい色んなハイヒールやハイヒールに関する蘊蓄
歴史やそれに携わる関係者のインタビューがてんこもり
家の近所の単館系シアターで時間調整で見たのが運の尽き。
ファッション系のお仕事や関係者なら色々と学ぶことも多いのでしょうが
この映画で知り得た知識は9年経った今ではほぼ脳内には残っていませんw
ハイヒールをキレイに履く努力ってのも大変ですよね
クソ映画とかそういうのじゃなく、こういうドキュメント映画だと割り切れば納得の作品
ドキュメンタリーだけどとても心地いい
映画としてとても楽しかった。
ドキュメンタリー映画という感覚がとてもいい。
モノを作るということはつまりこういうことなんだ。
特に靴に限ったことではないように思う。
様々な人のこうあるべきというのが、重なって時にはぶつかって
そこで様々な物語が生まれる。
映画だってそういうものだ。
ルブタンというひとにはいぜんから興味があったが
この映画で好きになった。
こういう偏屈じいさんはいてほしい。
美しい靴は大好き
ファッションドキュメンタリー映画。
いわゆる『娼婦の靴』と呼ばれる靴がある。
それを一目見るだけで女性を(買物的)興奮に突き落とし、履いて歩けば男性の性的興奮を呼び覚ます。
靴のヒールが高ければ高いほど、セクシーとされ挑発的になる。たかが靴で、と思いますが面白いですね。
靴の歴史、特にヒール靴の歴史が語られています。
ヒールの起源は貴族が肖像画に描かれる時、身長を調整するために履いたものらしいです。このころは男性の靴として登場しました。それがどうなって、そうなって女性のセックスアピールになったのか。
女性の社会的解放時代に自然と流行りはじめ、『これはセクシーだ』とみんなが履いたらしいです。時代の流れと共にヒールの高さは変わりますが、必ず女性はヒールを履いてきた。
街で女性のヒールの高さ細さや靴の色を見れば経済が分かるらしい。
よりヒールが高くて細くて派手な色ほど、自分にお金を使おう、という気になっていて経済は良い。靴に金をかけている場合ではない、という気分の時は色は黒くてヒールは低くて太い。
何となく納得しました。
何百足も靴を持っている人、ファッション関係者へのインタビュー。靴博物館の専門員へのインタビューなど。
ここでもヴォーグ誌関係者が登場。
少し会社が斜陽ぎみ、といってもまだヴォーグは絶大な影響力を持っているんだなあ、と思いました。
やっぱり歴史の重みが違うのか。
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