ブランカニエベスのレビュー・感想・評価
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ブランカニエベス
雪のような白さを表す事から
スペイン語で『白雪姫』を指す言葉。
ダークファンタジーなグリム童話をベースに
『白雪姫』✖『モノトーン&無声』✖『闘牛士』
そこからさらに極みなのが
『ツーテンポ遅れの字幕』✖『フラメンコBGM』
そして舞台となるのは1920年代のアンダルシア地方…
けどモノトーンなのでマジで当時撮られたかの様な錯覚が。
2013年の作品て…ホンマですか?!て感じ。
なのにわからねぇ……なんでこの要素だけで
こんなにグイグイ物語に引き込まれたんだ…
ホントに映像表現の極地を見た、見てしまったって感じ。
ハリウッド映画の華やかさとはまた異なる
異文化だからこそ辿り着けた独特な世界観。
これは味わってみるべきだと私は思います😏
映像と音楽がいいよ
モノクロですが、その映像美は本当にすばらしいです。
音楽も登場人物の感情をよく表しています。
ただ、好き嫌いはわかれるでしょう。
一つには、このモノクロ、無声、ずっと音楽が絶えられない人は無理です。
あと、ストーリーの最後も、賛否両論でしょう。
正直言って、私も最後は「うううん...なんで、このラストなんだ...。」って感じでした。
一つ考えられるのは、この物語は白雪姫をベースにいろんなおとぎ話の要素を盛り込んでいます。
なので、「おとぎ話」というストーリーの定型みたいなものを現代風に再解釈したのかと。。。
スペイン映画なので、スペイン人からみたらあのラストは案外普通だったりするのでしょうか。
勉強不足。
モノクロの世界観がカッコイイ!
“白雪姫”にインスパイアされているものの、オリジナル要素も強く結構面白かった。
モノクロの世界観は『VOGUE』の様でオシャレ!
ただサイレントのため字幕がいちいち入るのがまどろっこしく、そのテンポを埋める音楽が少々しつこい、普通にセリフがあった方がストーリーに入りこめたと思うと少し残念。
ラストの落ちは要らないと思った。
エキゾチックなダークファンタジー
白雪姫をスペイン風にしたダークファンタジーです。基本的なストーリーや展開は上記の言葉で想像できるようなものを見せてくれるので安心して見られます。ただし、白黒のサイレント映画調という技法なのでそれが受け付けられないという人には少し辛いかもしれません。
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