「監督の芯」わたしはロランス Natsumiさんの映画レビュー(感想・評価)
監督の芯
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「マミー」を上映しているシネツイン本通りで、同じ監督の作品を上映するということで、本作品を鑑賞。
タイトルはもちろん知っていたが、スクリーンで観れるとは!ということで、始まる前からかなり興奮。
教師として安定して働くロランス、恋人のフレッド。ある日ロランスは、フレッドに「女になりたい」と、性同一性障害であることを告白する。
悩んだ末、ロランスを支えることを選ぶフレッド。
体は男と女で、心は女と女で…。二人の間の強い愛も、複雑な関係によってすぐもろくなってしまう。
しかし、喧嘩別れしたあとしばらくして、何もなかったかのように会って愛を確かめ合う…
正直、いつハッキリするんだろうかと思った。付かず離れずの回数が多すぎるし、後半の間延び感は否めない。
子供を捨てるのはよくないが、ロランスがフレッドの家に迎えに行って、「これから愛の逃避行を始めるぞ!」というシーンでカラフルな服が降ってきて、ロランスがフレッドにキスをする…ここで終わりならすごく納得する。
長い映画ならそれだけいろいろ詰め込んでくれないと気力が持たない。
この監督の水を使った演出は結構好きです。
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