劇場公開日 2013年9月7日

  • 予告編を見る

「アートとしての映画」わたしはロランス Aoさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0アートとしての映画

2013年11月14日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

興奮

知的

映画なんだけど、同時に映画の中でも新しい芸術を確立してしまったような作品。若い監督の感性が、火花のようにスクリーンに飛び散っている。考えないで、感じる映画。私はこの映画が大好きだ。
ストーリーはやたらと長い。浮き沈みも激しい。全体的には、なかなか重い話だ。セクシュアリティがテーマだけど、もっともっと、人としての在り方、他者との関わり、愛について等、シンプルで根源的なことを描いてる気もする。
でも、難しいこと除いて、とにかくクールな映画なんだと言いたい。
切り取りたくなるような場面、台詞が多々ある。音楽の使い方も好き。

Ao