エージェント:ライアンのレビュー・感想・評価
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演出が一本調子。自ら演じた悪役はよかった。
通算5作目となるジャック・ライアン・シリーズ。今回は、若きライアンがCIAのエージェントとなって活躍するまでを描く。頭がキレるうえに身体能力もあるが、まだ海のものとも山のものとも分からないライアンにクリス・パインはうってつけ。
ただ、ケネス・ブラナーの演出が一本調子。
この手の話は、味方が本当に味方なのか、二重スパイの存在をちらつかせてこそ面白い。
たったひとりロシアに潜入したライアンが、組織からも孤立してしまうような設定がほしい。
なにしろ、ストーリーが単純なのだから、そうでもしなければ面白くない。
そうしてみると、上司を演じるケヴィン・コスナーはもちろん、恋人のキーラ・ナイトレイにもっと含みを持たせた演出が必要だ。
ケヴィン・コスナーの方は監督の責任だが、キーラ・ナイトレイはあまりにもヒドい。相変わらず表情がワンパターン。演技派を意識し過ぎか、ここのところ、ますますワンパターンに磨きがかかる。
観る前から、女優が違っていたなら、例えばキャリー・マリガンみたいなと思っていたが、案の定だった。
ケネス・ブラナー監督自ら演じた悪役はよかった。
良いところもあった!
クリス・パインは嫌いじゃないけど、どの役をやっても同じに見える。今回もそんな感じ。
ただ、大切な人を思う気持ちの演技は良かった。ひたむきさというのか…そこだけは久々にドキッとした(´∵`)
最後まで大どんでん返しを期待してたのでそこはちょっと物足りなかったかも。
期待が、大きすぎました。(/。\)
スパイアクションものが、大好きで予告編に胸を膨らませ観賞。結果は、、、(/。\)
ストーリーに、あと一捻り、二捻り欲しかった。
でも、決して面白く無いわけでは有りませんので、誤解無いようにお願いします。十分に楽しめる作品です。
私の期待が、大きすぎだった事だけが、原因です
( ・∇・)
浅くてショッボい話でした。
予告編の期待値と実際の乖離が非常に大きいガッカリ作品。
浅くてショッッッッボい話でした。
まず話のスケールと実態が伴わな過ぎ。
『第二次世界恐慌が!!』と煽っているものの、
実際に世界の命運を握っているのは中型バン内の男2,3人の地味な喧嘩。
しかも似たような設定の喧嘩が続けて2回出てくるため本当にゲンナリします。
正直、こんな奴らに守られている世界だったら崩壊して良いです。
あと敵も味方も計画が雑過ぎ。
綿密に練られたはずの敵側の計画。
その計画の非常に重要な鍵を握るのが…え、こいつだけ!?というガッカリ感。
味方側もCIAという巨大組織で事の重大性を煽りに煽っているものの登場するのは4,5人。
しかも全てが後手に回るという失態振り。
必死で手に入れた情報も後半の話に大して活かされていないという御粗末振り。
予告編の嘘も最悪。
「誰も信用できない」なんて煽っているものの
結構な前の段階から含みの部分は無くなり単純に行き当たりばったりな連中の話に。
特に婚約者に関連する話は、広告代理店の連中を鏖にしたくなる程でした。
宣伝に苦慮したことは同情するものの…こういう事をしているから映画業界が衰退するんだ、馬鹿!!
字幕監修 池上彰というのも全くの無駄。
というか実際は名前を借りただけで大して監修してないと思います。
経済ネタ、世界情勢ネタは殆ど無かったですから。
それ以外にも
ジャック・ライアンが最初から万能過ぎて成長の過程が噓臭い。
婚約者のキーラ・ナイトレイが筋張っちゃって全く可愛くない。
…等々、残念ポイントは多々あり総じてガッカリ作品でした。
綿密な取材、綿密なシュミレーションが有名なトム・クランシーの真逆をいく本作。
その酷さ、御粗末さ、非現実感を敢えて味わいたい酔狂な方。
オススメです。
安心して観ていられる。
ジャック・ライアン シリーズの新作である。
思えば、「レッド・オクトーバーを追え!」(ジョン・マクティアナン監督)の登場はインパクト大であった。
それから比べると落ち着いた雰囲気になってしまったのはなぜだろう。こちらの年齢のせいか。
9.11のテロから入る冒頭には、やはりなんらかの意味があるのだろう。それはライアンの揺るぎないアメリカへの忠誠心を培った土台かもしれない。
物語はロシアの実業家チェレヴィン(ケネス・ブラナー)に目をつけたライアン(クリス・パイン)の活躍を描く。
爆弾による実際のテロと、アメリカ経済を吹っ飛ばす株式上のテロと両面から攻めようとする敵に対して、経済にうとい僕には事態の把握はほとんどできなかった。
ライアンとつきあっているキャシー(キーラ・ナイトレイ)がうっとうしかったり、上官にあたるハーパー(ケビン・コスナー)が相当かっこよかったり。
結局、そういう楽しみ方になる。ミッションは必ず成功するし、テロリストは滅びるし。
ケネス・ブラナー監督も心得た演出で、十分に楽しませてくれた。
パイン、コスナー、ナイトレイ続投でシリーズ化してほしい。
リブート。私は嫌いじゃないです。
2013年10月1日、突然世を去ったトム・クランシーが創りだしたヒーロー、ジャック・ライアン。これまで、アレック・ボールドウィン(『レッド・オクトーバーを追え!』)、ハリソン・フォード(『パトリオット・ゲーム』『今そこにある危機』)、ベン・アフレック(『ベン・アフレック』)が演じてきましたが、今回は、クリス・パインがその役に挑みます。
ただ、トム・クランシーに依っているのはジャック・ライアンと言う設定だけ。映画のストーリーはオリジナル。9.11以降の世界を舞台にして、物語を現在にマッチさせています。そういう意味では、2014年のジャック・ライアンを描こうとすると、アメリカ大統領だったりするので、描ききれないですからね(笑)。あ、ジャック二世と言う手もありますけどね・・・。
トム・クランシーの原作では、グリーア提督がジャックの分析官としての生活に重要な役割を果たすのですが、この作品では、ハーパーという海軍士官がその役割を担っています。そういう意味では、パラレルワールドなのかもしれませんね。あるいは、最近のハリウッドで得意な“リブート”とか。
と言う様に、原作のジャック・ライアンを知っていると戸惑うところもありますが、物語はリズミカルに進み、アクションも適度にあって、(突っ込みたくなる所は無視することにして)エスピオナージとしては必要にして十分。私は嫌いじゃないです。
冷戦終結以降、エスピオナージの舞台としては、中国だったり、東アジアの半島の某国だったり、あるいは、得体のしれない多国籍企業だったりしていましたが、この作品が描いている舞台はロシア。やっぱり、ロシアはエスピオナージの舞台からは外せないんですかね?あるいは、大統領が元諜報機関員だったりする事が、その舞台設定には影響しているんでしょうか?
駆け引きのシーンが物足りない
駆け引きのシーンが物足りないが、まだCIA経験がないことからも考えると、そういう映画構成なんだと納得できる。アメリカではヒットしなかったため、2は作られないとの話だか、ぜひとも続きがみたい。
意外に面白かった。
宣伝が言うほど、謎は大きくなかったけど、
とてもテンポがはやく、楽しめました。
金融テロを起こし、儲けようとするロシアの
企業グループとそれを防ごうとするCIA エージェントの戦いを描いた作品。
よくある複雑なスパイストーリーよりは、ホントに分かりやすいので料金分は楽しめると思います。
新米エージェントという設定
全く前知識無く、時間があったので観た。が、面白かった!
終盤、なんで急にキレたエージェントになったのか、とかツッコミ所はもちろんあるけど、俳優陣はとても良く、未然に防がれたテロというわかりやすい設定も入り易さに一役買っている。オススメです!
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