劇場公開日 2014年2月15日

  • 予告編を見る

「薄い味する映画だった。」エージェント:ライアン 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5薄い味する映画だった。

2015年5月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

雰囲気・話の構成が全体的に軽すぎる。多分作品のパンフより軽いと思えるほどだった。
何がそう感じるかって、要素要素の扱い方。つまみ食いをするようにほんのちょっとだけ取り上げて、こんな感じで良いかなって、自己完結で次進む。いくらなんでも扱うときは緊張感が欲しいもの。そんな大事なスパイスが何故かないのは不思議でならない。これじゃ何を楽しめばいい?
クリス・パインのライアンもハマっているとは言えないし、そもそもガタイが体育会系。こういうのは文系だからハラハラドキドキできるもの。『トータル・フィアーズ』のアフレックはそれがちゃんとできてたよ!これじゃ任せて安心のセガール映画に近すぎる。
他のキャストも残念ながらハマっているとは言えないが、唯一コルム・フィオールはまさかの役で驚いた。てっきり悪役と思いきや主人公の上司役でしかも部下に振り回されるそっちタイプの方だったよ!それは本当良い意外!ここのところは楽しかった!
だけどこれじゃリブートが失敗するのもやむ無しだ。溜めもスリルも無しなんじゃ、誰も満足できないよ。

コメントする
平田 一