ミミックIIIのレビュー・感想・評価
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果たして、2よりましなだけやった
「2」を観た時は、絶望的に面白くない、と思った。
で、この「3」も録画してたので、続きで観たまで。
しかし、家族や、その覗かれている被写体の人間にも許容されてること自体、わけわからんし。(だいたい、あんな容姿の整った姉ちゃんが、覗きを趣味にしている病気の男に興味持つか??)
一番残念なのは、ホラー映画としては致命的で、殺害シーンや襲われてるシーンが、暗くてよくわからない。昔見たピンク映画で使われてた、同じエッチのシーンを繰り返し繰り返し使う手法に似てた笑
「1」はまぁまぁ評価できる作品なのに、続編が質を落としていった典型例やね。
ちょっと風変わりな映画
ばあば、謎の女カルメン、ゴミ男、売人デズモンドなど、窓から見える被写体をアートっぽく撮り続けるのが趣味の24歳マービン。母親にも妹ロージーにも認められた趣味・・・盗撮。そんな彼がデズモンドが何かに刺されて血まみれになるところを目撃。刑事デュマースを呼んで調査依頼をする。
ゴミ男の部屋が何か怪しい・・・と、彼を中心に覗きを続け、カルメンとロージーが不法侵入して部屋を調べたりするが、デュマースは母親といちゃついてばかり。刑事の部下だと思ってた男も部下ではなかった。そして、その怪しげな男と何かを取引している現場にゴキブリ怪人が現れ・・・
盗撮をメインにした「ユダの血統」についてを推理していくという、風変わりなサスペンス。ホラー的なのは終盤に一気に進むが、いったい何を見せられたんだ?という感覚に陥ってしまった。とりあえず、喘息発作を起こすストリックラー病を扱った点では1作目を踏襲しているが、孤独な青年の成長物語としてしか記憶に残らなそう・・・音楽も暗めのバイオリン曲が延々と流れるという不思議感。
悪役のかっこよさ
主人公の義理の父は殺さんといてほしかった。
主人公の事信じてユダに職務質問したのに…
子どもや鳩も残酷な死に方して悪趣味。
歯科医師助手のヒロインが助かって良かった。
悪者(ランスさんと、取引相手)は寡黙でテキパキ悪事をおかしていて、
かっこよかった。諸悪の根源なのに…
ゴミ男はガンマン。拳銃でユダの群れと戦い、相打ち。すごかった。
主人公は引きこもりで頼りなく、カメラでユダと闘ったりはしない。(ユダは光に弱い)
ゴミ男にユダの対処法を教えてもらって退治しただけ。
ひきこもりが盗撮する設定も映画の尺を引き延ばすだけ。盗撮シーンは何の意味もない。
主人公が住んでいる団地と、公園、ゴミ置き場、そして病院のみで展開される話は興味深かったです。
しょぼい
駄目な映画の特徴の一つですが、尺を稼ぐ為に同じようなシーンが無駄に多いです。80分程度と比較的短い尺にも関わらず、主人公の覗きのシーンを何度も何度も繰返し見せつけられます。その演技、さっきも見たよって何度も突っ込みたくなります。そのくせ説明不足で何が行われているのか意味不明な所が多いです。延々と流れているバイオリンの音色にも辟易します。
舞台を主人公の家と、そこからカメラで見える範囲程度に絞っている所は、低予算を補うアイデアとして評価したいのですが、誰も彼もが主人公の部屋にやって来るのは意味が分かりません。なぜラストの闘いは主人公の家で行われたのか?
ラストの冷蔵庫中での攻防では、主人公の毎回変わらないリアクションに笑うしかなかったです。
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