サプライズのレビュー・感想・評価

ずいぶん前に大流行りした『スクリーム』系スラッシャームービーを懐かしみつつ、存分に楽しんだ。サプライズの度合いでいえば、いま観る『サプライズ』より、むしろ当時の『スクリーム』の方に分があるけれど、これは後続の宿命だろう。先行作品を作中人物に語らせるなどメタな視点の導入で、登場人物たちの不合理な行動にもある程度の説得力を持たせていた『スクリーム』は脚本的にも秀逸だったんだなと今更ながら思う。
犯人探しが主題ではないこともあって、その辺りに意外性はない。動機も含めてかなり雑といっていい。ただ、敵が見えてきてからの主人公の活躍ぶりは新しいんじゃないかと思う。あと、バックグラウンドは雑でも、物語内に仕込まれた伏線なんかは結構気が利いていて面白い。超序盤から重要な台詞が繰り出されていて、それがラストシーンで判明したりするから油断ならない。
この手のジャンル映画にありがちな粗は当然のようにあるけれど、とてもよくできたパーティムービーだった。それほどゴアな描写もないし、同好の士を集めてツッコミを入れたりゲラゲラ笑ったりしながら観るのにピッタリな映画だと思う。

さほど予備知識無しで本作を観賞しました。
「キャリー」と悩んだ末本作を選んだのですが、
これはなかなかのアタリでした。
冒頭は「13日の金曜日」等のホラー的な雰囲気です。
だがしかし、アニマルマスク集団が現れてから話が変わります。 それをここで話すのはもったいないので言いませんが、まるでドタバタコントを観ているようになります。「ホラー映画」が観たい人には物足りなさが出るかもしれませんが、ちょっと変わった映画が観たい人にはオススメです。

サプライズというほど驚きもないし、スパスパと簡単に人が死にすぎてそこまで怖さもない。
怖さや緊張感を期待してみるなら見ないほうが良い。
見る人によってはスカッとする部分はあるのかもしれない。

最後まで見たが面白くなかった。
最後の最後の、オチは良かった。
だが、つまらない。
見る前は、期待していたのに、残念な映画だった。

なんとなくキャビンみたいな、強引な展開のホラーかと思いきや、全くお金の掛かってない&どうでも良いホラーだった。お金掛かってないのは何の問題もないのだが。ホラーというか、工夫なく喉切ったり、頭刺したりする殺人ものというか。スプラッターかというと、べつに痛くも怖くも狂ってもなくアメリカのホラー？スリラー？ってこんなどうでも良い感じだったかしらん。なぜわざわざ配給してDVD化してくれたのか分からず。

内容が薄っぺらくて、途中で観るのやめようかと思った。

大してハラハラしないし、サプライズも感じない。

個人的にジーは好き。

物語が進むにつれてどんどんおもしろくなり、最後まで楽しめた
いろいろな殺し方がありました（笑）
にしとも主人公スゴイ！

センスが良いってこういう事を言うんじゃないかと思いました。殺し屋のビジュアル、殺し方、音楽、全てが良かったです。題名が「サプライズ」なので最後まで何かあるんじゃないかと、始まってすぐに引き込まれました。100分弱、あっという間。

単純で内容は薄っぺらいものの
かなり爽快で興奮してくる内容！
中盤以降より引き込まれていく。
グロテスクなもののかなり俺は好きな作品。

よくある殺戮ものと侮ることなかれ！
中盤より次第に明らかになる殺戮の動機と主人公の活躍にぐいぐい引き込まれる。
ぶっ刺しや切り裂きなど、殺しの方法は目新しさはないけど、十分に観る価値ありじゃ。

面白かった！
マスクを被った謎のグループが何故殺戮を繰り返すのか。中盤でその謎が明かされるが、実にありきたりの理由だ。その点では、ストーリーで魅せる映画ではない。
魅せ所は、主人公が家庭内にある日用品を使って反撃に打って出る点にある。育った環境が特殊だったという事情があるにせよ、釘やら包丁やらを使い、叩き込まれた生存本能を駆使してマスク集団に対抗する様は実に爽快。
深みはないが、気軽に楽しめるホラー作品だと思う。

ありそうでなかった痛快スリラー
突然マスクを着けた男たちに襲撃され次々と家族が殺されていく
ハラハラする緊張感の中逃げ惑う人を執拗に追いかけ、一人また一人と減っていく
そんな中次男の彼女エリンの隠された能力により状況は一変する

なぜ狙われるのか、犯人は誰なのか、ストーリーが進むにつれ、ありそうでなかった展開で、途中からは爽快な気持ちになる。
緊張する場面が多いがエリンのおかげでスッキリした気持ちで見終わることが出来た。

なかなか楽しませていただきました！

ゴア描写が苦手な人も意外にすんなり受け入れられるんじゃないですかね？これ。
この手の血ドバーな映画が苦手な人へのハードル結構下がってると思うんですけど…ダメですかね？まあ確かに血みどろですけども。

いやね、でもそこらのさじ加減が絶妙だなと思って。

思わず目を背けたくなるグロさという訳でもなく、かといって全くのマイルドテイストでもなくて、そんなにエグいとこを見せてはこないけども、事後はキッチリ見せてくる、みたいな。

それに、なんていうか、序盤の余りに不条理な殺され方に段々笑えてくる有り様ですよ。
さあ次は誰が？次はコイツの番？と寧ろ期待しちゃうというか。
死に方もバラエティに富んでますし。
それと中盤から積極的な反撃に転じる主人公のタフさも素晴らしくて拍手喝采です。

サバイバルアクション的な側面で観ても結構面白いんじゃないでしょうか。
オススメしますよ。

後味がスッキリする恐怖映画と言えます。
おどろおどろしい恐怖映画ではありませんので、ホラーファンは力不足を感じられるでしょう。
ですが映像のカット割りがうまく、飽きません。
通常刺す、切るを正面から見せるのですが、うまく隠して観客の想像に託します。
目立った俳優さんもいませんが、ストーリー展開が早く、どんどん進みます。
低予算だと思いますが、良く練られた佳作で、映画史に残るホラー映画？の域に達する作品ではありませんが、楽しめます。
どこの国の男もいざとなったら、使い物にならないのが多すぎるんでしょうか。ナイーブでそのくせ打算的で自己保身しか考えていないようです。
作品を観てると、そうだよなと納得している白髪のおっさんです。
一切手加減無しで生存を掛けて女性は戦い、野郎は殺人を遊戯として参加しているようで、舞台に立った時点で迫力が違います。
カップルで観るのをおすすめしますね。
さて、映画を見終わった後に一緒に食事をしながら、野郎と女性について果たしてどれが本当か決めてみてください。
私としては、どれもありだろうと。

けど、面白かったです。
逃げ場のない状況つくって、結構あっさり次々犠牲になっちゃいます。
一番かわいそうなのはいもうとさん。
せっかく助けようとしたのに〜。
いろいろ評判かかれてますが、後半というか、そうそうに‘やったれ！’と声援かけたくなります。
しかし、なさけない男しか出さないのも面白さにかっしゃかかりましたね！

騙された！　宣伝文句に。
驚いた！　あまりに予想通りの展開だったので。
サプライズじゃなかったのがサプライズ！！
50字も書けないよ。