「I believe he is "the power". ゴジラでけぇ!」GODZILLA ゴジラ アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
I believe he is "the power". ゴジラでけぇ!
ハリウッドでの二度目の映画化、いわゆる「ギャレゴジ」です。全編を通してけっこう人目線なのでゴジラやムートーの大きさは伝わりますが、その分戦ってる姿が少なめなのが残念!いや、「実際人間目線で見たらこうなるだろうなぁ。よく考えてあるなぁ」って思うんですけどね、「観たいのは怪獣同士のガチンコ勝負なんじゃー!」っと思ってしまう自分も同時にいるんですよね。特にホノルルのシーンとか、ここで切れるんかい!ってツッコミ入れたくもなりますよ、そりゃ。出し惜しみし過ぎです。
監督のギャレス・エドワーズがゴジラ好きってのは伝わってきました。多分なんですけど昭和後期の正義の味方ゴジラが好きそう。本作のゴジラの大きくたくましい事といったら。で、ゴジラと自分が考えた怪獣を戦わせたかったみたいな。ムートー、あのカクカクした所が微妙にカッコ悪い。あの手足は使い勝手が悪そう。物掴めないじゃん。ゴジラを引っ掻けてましたけど。それでも卵が燃やされてたのはちょっと可哀想でした。あんなん孵ったら大惨事でしょうけど。
そういえば「キック・アス」で有名になったアーロン・テイラー・ジョンソンが出てましたね。ずいぶん立派になっちゃってねぇ(←親戚目線)。そして、本作のエリザベス・オルセンは何だか可愛い。ここで夫婦役やった後にアベンジャーズの兄妹役はお互い笑えたのではないでしょうか?
何はともあれレジェンダリーで復活したゴジラ。日本のゴジラは「シンゴジ」の後はまたしばらく動きがなさそうですし、「モンスター・ユニバース」としてこれからもガンガンやってもらいたいもんです。
再鑑賞履歴
2021/5/15
「ホントだったら今週「ゴジラvsコング」公開だったのになぁ」記念。