「悲恋が美しい」かぐや姫の物語 とっしーさんの映画レビュー(感想・評価)
悲恋が美しい
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思っていたよりも良かった。
捨丸兄ちゃんとの悲恋が、かぐや姫の悲しい運命にとってせめてもの救い。
かぐや姫の地球での生活は、幸せばかりではなく、悲しいことが多かった。
しかしラストの捨丸とのシーンでのかぐや姫のセリフ(うろ覚え)「捨丸と一緒に人生を歩んでいれば私は幸せだった、、、今それがはっきりと分かった」や、
天上人に対しての「この世界は喜びも悲しみも、色鮮やかでとても美しい」という台詞の中に、
悲しみの中でも地上で生きることの喜びを噛みしめていた、かぐや姫の切ない心情がうかがえて、涙が出た。
天上の世界は、悲しみがない代わりに喜びもないのだろう。
かぐや姫の喜びと悲しみを通じて、生きることの美しさを感じることができる映画だった。
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