劇場公開日 2013年7月20日

風立ちぬのレビュー・感想・評価

全390件中、121~140件目を表示

4.5儚く、美しい。

2015年2月20日
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泣ける

悲しい

幸せ

ジブリで一番好きです。

金曜ロードショーで久々に見ましたが、やっぱりいいですね。
春の桜が散っていくのを見ているときと同じ気持ちになります。

日本ならではの繊細さというか、侘び寂びというか…そういったものが感じられます。

宮崎監督、素晴らしい集大成です。

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haya

4.5この「生き方」に魅力を感じるならエンジニアの素質がある

2015年2月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

知的

今世紀の宮崎駿監督作では一番好きかな.エンジニア/研究者を目指す人には観て欲しいし,この「生き方」に魅力を感じた若い人は「自分はどうせ文系だ」なんぞと考えずにエンジニア/研究者も検討してみて欲しい.
内田達樹のblogに「『それについて語らずにいられない』という印象を残すのは間違いなくよい映画である。それはその反対の映画を想像すればよくわかる。」とあったがまさにその通り.

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ykono

3.5感動

2014年12月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

感動しました。
ジブリでは珍しく、変わったキャラクターや幻想的な世界観がない作品。

急に地震が来るシーンはびっくりした。

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ばななのみ

4.5良いドラマ

2014年12月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

これを見る前に、当時の日本の歴史を調べてから見ると良い。

という誰かの感想かツイートを聞いたけど、特に調べず見に行った。

第二次世界大戦における日本についての基礎知識があれば最低限OKだし、テレビやCMであらすじを知っとくだけで充分楽しめる内容。
だからそんなに難しくは無い、ストーリーだけで言えば。笑

ジブリ作品、というより宮崎駿監督はファンタジーの中に哲学的なメッセージを込める作品が多いらしいけど、今回はファンタジーらしいファンタジーはほぼ無く、ほとんどが現実的だった。
だからメッセージも割とストレートに伝わる様な作品だったと思う。「◯◯は△△の比喩で…」みたいなのは他の宮崎作品より少ない気がする。
というかメッセージあるのか。ただ最後にこれだけは描きたかった的なだけなんじゃないかと少し思う。
そうだとしても、それであれだけのドラマが描けるのは凄い。

偉そうに言っちゃったけど。笑

ジブリ作品であの雰囲気、そしてあのラストは違和感、いや新鮮だった。優しい絵で厳しい世界を見るという良い違和感。
何より好きなタイプのドラマ。

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CUT

3.0ある程度の前知識がいる

2014年11月27日
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泣ける

悲しい

知的

大人向け!
作品内で何が起こっているのかはある程度太平洋戦争知識がいる感じ。ただ、絵面を見ているだけでも時間があっという間に流れます。

魔女宅が創作者のスランプ物語だとしたら、こちらは創作者がプロになった後に経験する悲喜こもごも。
戦争ほどではないにしろ、自分が作りたいものを半分程度はやらせてもらえるものの、予算納期クライアントの我儘と尽きることのない足枷を嵌められる。そして作ったものは世の中に影響を与え、その中で人が生き死にを左右される。
そういう様相が描かれている。具体的には零戦がなければ、日本はもっと太平洋戦争に早く負けていたかも知れない。そうすればパイロットはそんなに死ななかったかもしれないし、それで進出していなければ南の方で揚陸作戦をやっていた陸軍兵士も死ななかったかも。
転がっていってしまったコンテンツを止めることは難しい。

かなり踏み込んだ描写が多いので、クリエイターじゃない方は置いてけぼりかも?
まあでも日本ってやつはアマチュア含めてクリエイター人口は異常だと思いますのでやらない意味がないことはないとは思います。
墜落してしまった零戦のように、歴史には残るけど、基本的には創作物はいつかゴミになるもの。
誰かの命を削って作っても、生み出されるものは人の死と同じく等しく末路はゴミになる。

見よ、これが君の作ったものだ。
とゴミを指して言われてなお、生きねば、と決意するじろうが強いととるか、浅ましいととるか。

私はあいつウンコクズだと思いますがね!!!上司には欲しいタイプ!
恋愛シーンがあることによる次郎のクズ度の上昇に興奮すら覚えますね!!!

宮崎作品はわりとメッセージを投げっぱなしにしていることが多いですが、この作品はとても顕著ですね。
美しい部分だけを切り取った物語ではあるけど、画面外部分を知識で補った場合はどうなるかな?みたいな。
それでも、どんなクズ野郎でも、クリエイターがもの作ってるとこはかっこいいんだよな〜と、プロジェクトxとか見てると思いますね。
だからなほこさんはしょうがない。
ものを作らない次郎は多分かっこよくないもの。

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れお

4.0宮崎駿の中の堀越次郎

2014年11月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

幸せ

萌える

今の時代に生きている我々は、純粋な空への憧れを理解できるが、当時の人々にそれが難しかったであろうことは想像に難くない。
それでも、当時の技術者の純粋な気持ちを信じて表現せずにはいられない監督の気持ちが伝わってきました。

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佐ぶ

3.0モノを創ることに没頭する男の言い訳

2014年10月31日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

はっきり言って、面白くない。

「美しい風」を描きたい宮崎駿の自己満足感たっぷりの描写の連続だ。その点は、とても美しく素晴らしい。そこは良かった。
また、本作は、細かい描写や分かりやすい説明的な表現をせずに、全体を演出している。そういう意味では、ある程度の素養を求められるのかもしれないが、だからといって雑な描き方をしている訳ではない。逆に、子ども向けの演出に縛られない自由な宮崎演出が見られて貴重とも言える。

一方で、本作の本質的なテーマは要するに「モノを創ることに没頭する男」が夢を追う物語という所だろう。だかこそ、主人公は、堀越次郎でもあり、宮崎駿でもあり、そんな「モノを創ることに没頭する男」の象徴として庵野秀明が声優に選ばれたんだと思う。
主人公が妄想にふけるシーンの連続は、創造する人間の特徴だ。軍人との会議と、研究者たちの勉強会を、ともに「研究会」として描写しているシーンなどは、まさに「モノを創ることに没頭する男」と、そうでない人間を対比している。そして、主人公のような人間にとって、その創ったものが結果的に戦争の道具になり、たくさんの悲劇を生んだとしても、創ることの欲求を抑えることはできない。その象徴として、堀越次郎は主人公に選ばれている。
もちろん、宮崎駿は反戦主義者だ。それと同時に、戦車や戦闘機を描くことが好きで、自らの作品の中で戦争の描写を描き続けてきた。そこに、堀越次郎と共感するモノがあったのではないだろうか。

しかし、残念ながらそんなものは、「モノを創ることに没頭する男」の言い訳でしかない。あるいは本作を「モノを創ることに没頭する」業界人達が絶賛し合うのも、同じく自分たちの心情が描写されていることの共感でしかない。
その一方で本作は、「モノを創ることに没頭する」ことに共感できない人間を切り捨てている。何度も妄想にふける世界観を描きながら、その世界観を共有していない観客が、妄想にふける快感を共感できるほどの描写がない。残念ながら、多くの人間は、宮崎駿や庵野秀明や、あるいは主人公・次郎のように、妄想の中に没頭しながら生きていくわけにはいかないのが現実である。
つまり、本作だけに限って言えば、宮崎駿は極めて内省的な動機で作品を創っており、多くの観客を置いてけぼりにしている(もちろん、それでも成立する作品はある)。

そして、「美しい風」と「モノを創ることに没頭する男の言い訳」を2時間延々と描くために、主人公と妻の恋愛物語を挿入しているのだが、それも全く面白くない。そこは、決定的にダメなところ。この恋愛パートは、堀辰雄の小説『風立ちぬ』を下敷きにしているものの、そこだけを抜き出したら、素人が書いたケータイ小説程度のレベル。

さらに、野暮を承知であえて言えば、やはり零戦がどんなに秀逸な機体であろうと、どんなに美しい創造物であろうとも、そこには、零戦という戦闘機による多くの死者の存在があるのを忘れてはならないって点だ。仮に、現実や仮想世界の中で、原爆がどんな正当化される理由があっても、オッペンハイマーがどれほど高潔な人物だったとしても、そこに原爆で死んだ人のことを忘れてはならないことと同じ。零戦はそういう負の歴史を生まれながらにして抱えていることを、本作がちゃんと伝えられているのか、そこを抜きにして評価をすべきじゃない。だとすると、基本的な構造が観客を置き去りにして展開している本作は、その点を伝えきれていないと言わざるを得ない。

ということで、「宮崎駿の遺作」とも言われる本作。出来が悪いって事はまったくないが、それでもやはり残念な作品だったとしか評価できない。

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CRAFT BOX

3.0風立ちぬ

2014年10月13日
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知的

「僕は美しい飛行機をつくりたい」少年の夢を描いたアニメ。
飛行機を愛し、煙草をくゆらせ、純愛に生きる二郎。
その夢に、その主人公に、宮崎駿監督の思い入れを感じる。
美しいものを愛する素直な心。夢に生きる。理想的な生き方。
ゼロ戦の設計者・堀越二郎と彼の生涯を書いた作家の堀辰雄の作品をモデルした映画。
賛否両論分かれる内容。名機の絶賛から特攻機へ悲劇の省略、美しく成長したが故の妻への愛情、喫煙シーン、台詞棒読みの主人公など。
「風立ちぬ、いざ生きめやも」
ポール・ヴァレリーの詩を、堀辰雄を訳した言葉。
どんな困難なときでも、「生きねば」とは生きねばなるまいというメッセージなのか?
宮崎駿監督の美しさへのこだわり。
「美しさを追い求めることの残酷さ」を描いた映画と感じた。

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てるゆき!

2.0うーん

2014年10月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

なんか淡々と終わった。
盛り上がりがなかったかなぁ。
次郎の顔が変わらなさすぎて、
どのくらい時間がたってるかがわかんなかった。。。
でも最後Wikiったときに知ったけど、
次郎以外の声上手すぎ!

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wwwkira

1.5中途半端

2014年9月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

寝られる

ラブストーリーとしても、サクセスストーリーとしても、中途半端。テンポも悪く冗長で、途中意識がとんだ。BDだから観返すこともできるのだが、そうしたいとは思わなかった。主役の声優?も予想通り酷かった。終始、同じトーンで、ずっと違和感を持ちながら観るのは、辛いものがあった。映画館で観ようか迷ったのだが、行かなくて正解だった。さようなら、ジブリ。

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みみず

4.0大人のアニメ

2014年9月3日
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泣ける

幸せ

史実とは異なるようなので、一つのフィクションとして捉える必要あり。
こりゃ子供は理解できないだろうし、私も解説を読んだりして理解を深めた感じ。

菜穂子は人を愛するというのがどういうことか分かっているけど、二郎の愛は「かわいいかわいい」だけなんだよなあ。
でも私も菜穂子に感情移入してしまい、二郎に対して「今後立ち止まる時が来たら、あなたはあなたを許してあげて」と思ってしまいました。笑

主役の庵野秀明さんの演技については賛否両論あるようですが、小津安二郎作品に出ていた笠智衆さん的な雰囲気を感じて良かったです。

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えみ

5.0さすが

2014年9月2日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

今更ですがレベルが高すぎます。
この作品を面白くないと批判する人は素人。
宮崎駿の最高傑作です。
音楽も素晴らしいですね。

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kai

4.5エンジニアのプライド

2014年9月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

自分の夢、愛する人、自分自身何を大切にして
生きていくのか。ものづくりに携わる人は心に響き、
考えるものがある作品です。

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ようくん

4.5号泣((T_T))

2014年8月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

今までにない宮崎駿作品で
長編アニメは最後の宮崎駿作品!!

いやぁ~泣いたね~
見終わった後も
涙が止まらず…嗚咽した…(T_T)

これはジブリ作品として
見ない方がイイ!!
言えるのはこれだけ。

ただ、庵野さんをキャスティングしたのは
どーもなぁ…
悪くはないけど
やはり、何かもったいない感は否めない…。

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ハナメ

1.5見た順番が…

2014年8月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

お盆に、二枚のBDを見ました。永遠の0と宮崎駿さんの引退作品風たちぬです。たまたま、零戦関係の映画が送られて来ました。

悩んだすえ、期待大のジブリ作品を翌日に回して、0から見ました。

いけません。この順番は、いけません。せっかくのジブリ作品が、宮崎駿さんの引退作品が、台無しです。ちんけで幼く、入り込めないまま終わってしまいました。

戦争の惨さ虚しさ、夫婦愛の強さ深さ、0の方が数段上だった分、そう感じてしまいました。

何故、宮崎さんはあんな発言をなさったか、永遠の0を批判なさったのか不思議です。

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酢和琅

4.5素晴らしい作品です。

2014年8月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

この作品は賛否両論あると思います。そして子供向けには作られてないとも思います。しかしとっても素晴らしい作品だと私は思いました。
夢への情熱や、美しいものの儚さ。切なくて虚しくて…正直言葉では上手く説明できない気持ちになりました。
ラストにかけては気がついたら号泣してしまいました。ラストは本当にメッセージ性があって心うたれました。
歴史を全て知った上で見ることをおすすめします。

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えり

5.0心に残りました、、、

2014年8月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

大好きなジブリ映画なので観に行ったら、今までとは違う、でもとても素敵な映画でした
もののけ姫と同じくらい大好きです✨
ひこうき雲を聞くたんびに思い出します

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コハクヌシ

4.0二郎と菜穂子の愛の物語

2014年8月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

悲しい歴史の時代の哀しくも健気な感動の物語でした。
綺麗な時だけを見てもらって去っていった菜穂子が哀し過ぎました。

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tuna

5.0宮崎駿監督の「夢の王国」

2014年8月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

宮崎駿監督の引退作品。この映画の最大のテーマは夢だと思います。
「自分は夢を追うために全力を尽くせたのか?」と「夢の王国」なる場所で自問自答しているシーンは、本当に深い。
夢を追い続けた宮崎駿監督だからこそ描けたラストシーンだと思います。

自分も学生で夢があります。この映画に勇気付けられました。

この映画のヒロインの最後の台詞は「生きて。」でしたね。宮崎監督のデビュー作品の未来少年コナンのヒロインも同じことをいっていたなぁと。最後まで一貫して素晴らしいメッセージを描き続けた監督はやっぱりすごいです。

そして、ナウシカの7巻の最後の台詞が思い出されます。
「どんなに苦しくとも、生きねば。」

宮崎駿監督いままでありがとうございました

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リョウタロウ

5.0素晴らしい映画

2014年8月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

宮崎駿だからとか、
最後の長編だからとか、
ジブリだからとか、
そんなの関係なしに、
とっても素晴らしい映画でした。

みんな、品があって、凛としている。
自分にとっては、今の自分に喝をいれてくれた、とても大切な作品となりました。

この作品をつくった方々、ありがとう、ありがとう!

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albart