劇場公開日 2013年2月9日

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「心意気は買う」グレイヴ・エンカウンターズ2 MASERATIさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0心意気は買う

2017年4月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

前作の自虐的な「観客のコメント」から始まり、その映画に魅せられた監督の卵が「あの映画は本当にあったことなのでは」
という好奇心にかられて現地に赴くという内容だ。主人公が「グレイヴ・エンカウンターズ」について考えを深めれば深めるほど、奇妙なメッセージが届く。

そして、仲間を連れて赴くことになるのだが、あらぬ方向へ物語が進んでいく。

前作の主人公が登場するなど、嬉しい部分もある反面、終盤はファンタジー的要素が織り込まれ、置いてきぼりにされかけた。
また、「怖すぎる予告編」のあの女の形相を完全にネタにしており、演出も悪いのか「あ、あの顔するんだな」と分かりきってしまうシーンがほとんどだった。
中盤には「ディセント」の地底人みたいなクリーチャーも出現し、やりたい放題。

あの精神病院がホグワーツ的に動いているという設定は面白かったが、「他と違う映画を作りたい」という思いが爆発し過ぎた印象だ。

Mina