「映画と分かっていても胸糞悪い」凶悪 ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
映画と分かっていても胸糞悪い
取材途中で、バッタりと犯行現場に鉢合わせたかと思えば、事件の最初のきっかけに完全にオーバーラップしながらの タイムスリップ(回想)
ビックリさせる演出にしても、極端な騙し。
数分ほどは新しい犯行現場を目撃しているのかと思ったし、こういう騙しは嫌いだ。
事件を基にした映画なので、胸糞悪いことは覚悟していたが、雑誌編集部の使命感の無さ、主人公の壊れた家庭、さらには 主人公本人が事件に執着し周りを顧みず、独りよがりに正義感を振りかざすなど、予想を上回る胸糞悪さだった。
救いが微塵もなく、エンターテインメント性の無い作品だった。
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