「高齢者問題を思うと胸が痛くなります。」凶悪 koniさんの映画レビュー(感想・評価)
高齢者問題を思うと胸が痛くなります。
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最初の10分間で、すでに“凶悪”です。
凶悪という文字を映像にしたらこうなるという見本のよう。
しかし、まだまだ凶悪は続きます。
人の、特にお年寄りの命を金としか思っていない先生により、
確実に金になる方法でもって、年寄りがいたぶられながら殺されます。
観ていて、もう、はやく死になよ・・って思ってしまいました。
家族に捨てられて、家族の借金のために凶悪犯の手中にはまって
苦しめられて、苦しめられて、それでも「生きたい」
と言う被害者のお爺さんの言葉に心が痛くなりました。
その言葉に何も感じる風もなく、殺すのです。
それはもう、仕事を全うするように。
記者の妻は、記者の老母の介護がやりきれず
のらりくらりとかわす記者に我慢ができず
離婚を切り出します。
お義母さんの面倒を私一人に押し付けてと。
最終、お義母さんは老人ホームに預けられます。
この高齢化社会で、人として尊厳をもって生きていくには
どうしたらいいのだろう
映画の筋とは違うかもしれませんが、
そんなことを考えて心が重くなりました。
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